◆ 2014年12月  師走を迎えて

千葉 正広

今年も師走を迎えました。過ぎてみればあっという間の一年です。
今年は3回海外に行きました。5月にハワイ、10月に台湾、11月にベトナムです。
今回は11/23(日)~11/28(金)ベトナム商談ツァーに行ってきましたので、少し紹介します。
成田空港からノイバイ空港(ハノイ)までのフライト時間は6時間25分、時差は2時間、日本が進んでいます。
11/24(月)~11/27(木)ベトナムをより知ろうとハノイを中心に精力的に動き回り、かなりの強行軍でありました。
JETROやベトナム商工会議所、NCネットワークベトナム社、DAITECでベトナムの概要、ベトナムの歴史、ベトナムの経済、外国投資の状況、ベトナムの人件費、庶民の生活など説明を受けました。
進出日系企業では①日通ベトナムハノイ支店、②YSD VIETNAM CO,LTD ③Y・H SEIKO VIETNAM JSC ④㈱メイコーベトナム工場を見学し、投資を検討するにあたってのノウハウを学びました。
ベトナムの国土面積は32.9万平方Kmで人口は約9,000万人、2030年までには1億人を突破するといわれています。南北に長い国で首都は北に位置するハノイ(政治の中心)、南のホーチミンは(経済の中心)として栄えています。
ベトナムの魅力は、なんといっても平均年齢30歳と若い国です。比較的高い教育水準(識字率93%)と勤勉で手先の器用な労働力、地政学的なメリット、比較的安定した政治体制、そして日本のプレゼンスの高さと親日的な国民。日系企業にとっては居心地のいい国です。
魅力あふれるベトナムですが、投資を検討するに当たってはベトナム社会経済の特殊性をよく理解し、インフラの整備、現地調達率30%など企業進出の大きな障害になっていることも理解しておきたいと思います。
QCDについては「良くて当たり前」「安くて当たり前」「早くて当たり前」という時代、ベトナム進出においても自分本位のこだわりを捨てる勇気、圧倒的なコスト競争力への取り組み、圧倒的な短納期対応への取り組みが重要であることを再認識しました。
百聞は一見にしかずと申しますが、今回のベトナム出張は、私にとって大変有意義な商談会となりました。出張最後の日はベトナムの伝統的な水上人形劇を見て帰国の途につきました。

11/6(木)福島高専において県内の可燃ごみを燃やした際に舞い上がる焼却飛灰から放射性セシウムを90~95%除去する技術を開発したと発表しました。午後から広野町にある当社プリント電子研究所で実証試験装置の見学会が行なわれました。
これは福島高専(内田教授)、長岡技術科学大学(小林教授)などでつくる共同研究グループが科学技術振興機構の支援を受けて技術開発に取り組んだものです。
多勢の報道関係者、環境省職員、復興省職員及び県内外の市町村職員らが訪れ感心の高さを示しました。
放射性セシウム濃度が1キロ当たり8000ベクレル超のものは国が処理し、8000ベクレル以下は市町村が埋め立て処分するとされているようです。
どこの自治体も放射性セシウムを含んだ飛灰の処理に困っているのに、いったい何をしているのか、もっと積極的にアクションを起こせないのかと思ってしまう。行政の在り方に疑問を感じました。

11/8(土)正月荘において当社矢浪雄太取締役の送別会が行われました。
武蔵小杉の本社勤務で営業業務に就きます。
3年間工場の現場で培われた技術・経験をもとに大いに期待するところです。
社員から慕われていたこともあって激励の言葉、激励の歌やらと大変アットホームな送別会となりました。

11/9(日)いわき市遠野町にある伝統ある畜産家にバーベキューの招待を受け、行ってきました。
まさに大自然の懐に抱かれて素晴らしいところです。
200頭の牛(原発前には300頭)を飼いながら、この大自然の中でソーラー事業・水力発電事業の連携アドバイザー、完熟堆肥の販売・研究、大動物などの育成・教育アドバイザーなどをやっておられ、その頑張っている姿に熱く心を打たれました。
ご主人と英子さんはいわき市の未来を真剣に考え、熱く語ってくれる素晴らしい方です。お二人の心温まるおもてなしに心から感謝したいと思います。
また一緒にバーベキューをされた仲間の方たちもみな各界で活躍されている人で、いわきにはこんなにも素晴らしい人達がいると、ほんとに日本中に、世界に発信したいと思いました。
普段口にすることのできない黒和牛のステーキも存分にごちそうになって、素晴らしい1日を過ごしてきました。

さて12月、忘年会やら年賀状の作成やらと公私共に忙しくなります。
年末に向かい何かと気ぜわしくなりますが、健康に留意して有終の美を飾るべく微力を尽くしたいと思います。
一年の締めくくり、感謝の心でしっかり締めたいと思います。
皆様どうぞ良い年をお迎え下さい。

2014-12-1