◆ 2013年12月  年の瀬に太陽光発電の灯がともる

千葉 正広

今年も師走を迎えました。
あっという間の一年でありました。
この一年は素晴らしい出会いも、悲しい別れもありました。
各人各様悲喜こもごもの一年であると思いますが、新年に誓いを立てた自分なりの目標のどの位、出来たでしょうか?

先月13日(水)に広野工業団地にある富士フィルムファインケミカルズ㈱の敷地高台に設置した、ピラミッド型太陽光発電設備の点灯式が執り行われました。
広野町及び双葉郡の復興に向け、高速道路からも望める環境の場所にモニュメントとして設置されたものです。
東日本大震災・原発災害から2年半が経過しましたが、復旧・復興はまだまだ遅れているのが現状です。
このモニュメントが復興のシンボルとして光り輝き、復興の加速化と希望を抱かせるものになると信じています。

それに先立ち先月11日(月)には福島県沖で洋上風力発電が運転を始めました。
直径80mの風車、海面から風車の頂点までの高さは106メートル、出力は2000キロワット、約1700世帯分の消費電力量をまかなうそうです。
福島県楢葉町の沖合い約20キロに設置された浮体式洋上風力発電の風車で、大型の洋上変電施設も近くに浮かべ、電圧を上げて海底ケーブルを通して電力を供給する仕組みです。場所が広く、風が強い沖合いで耐久性を確かめながら、漁業との共存や事業化の可能性を調べるものです。
成功すれば、福島県沖の風景もまたがらりと変わったものになるのかもしれません。

先月はプロ野球の日本シリーズで楽天が球団創設9年目で日本一になったことで仙台を中心に東北が大いに盛り上がりました。
「打倒巨人」が生涯の主題として胸に刻まれた闘将・星野監督率いる楽天が常勝軍団巨人をやっつけたのです。
弱者が強者をやっつけたという判官びいきもあって大いに興奮そして感動です。
いつもは巨人ファンの私ですが、今回ばかりは巨人は敵役、楽天の強烈なファンとなっていました。
「この舞台を用意してくれたチームのみんな、ファンの皆さんに感謝しながら投げた」という大黒柱の田中投手の言葉に球場全体がしびれました。
まさに楽天 結束の栄冠です。
東北を熱くしてくれた星野監督、選手諸君 本当にありがとう。

先日、いわきアリオスで水前寺清子さんのショーを見てきました。
今、売出し中の新人歌手 福田こうへい君と一緒のショーでした。
福田君の歌う「南部蝉しぐれ」は民謡で鍛えた抜群の歌唱力と彼の人間性が滲み出て本当に心に響くいい歌でした。
水前寺さんは68歳という年を感じさせないステージでまさにニックネームのチータそのもの。
懐かしさとともに大いに元気をもらいました。
それというのも、その二週間前に稲盛和夫(京セラ名誉会長)の著書『燃える闘魂』
を読み、その中で「常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で」など稲盛経営12ヶ条が心に残っていたことでした。
日本の繁栄を築いてきた稲盛会長と水前寺清子の歌が重なり、感動で胸がいっぱいになりました。

さて12月に入りますと何となく気ぜわしくなります。
新年の挨拶を書きながら、或いは忙しく年末の準備をしながらでも、充実感を感じられたらとても幸せなことだと思います。
まだ一ヶ月ありますので、やり残した事についてラストスパートです。
今年も大変お世話になりました。
どうか良いお年をお迎え下さい。

2013-12-1