◆ 2012年11月  錦秋 日本の力

千葉 正広

この秋、最大の快挙がありました。山中伸弥先生(京都大学教授)のノーベル賞受賞です。
生理学・医学賞では1,987年の利根川進・理化学研究所脳科学総合研究所長以来25年ぶり2人目ということです。ips細胞作成は医療の姿を抜本的に変える再生医療の切り札と言われています。難病の克服,再生医療に道が開けてきました。
山中教授の受賞は東日本大震災や原発の事故で沈んでいる日本の国民全体に大いなる勇気と元気を与えるものになるでしょう。
10/8の発表以来、山中教授については色々紹介されていますが、周りに感謝を忘れない本当に素晴らしい人です。ここまでは決して順風満帆だったわけではなく、研修医時代は特に手術が苦手で教官の足手まといとなり、山中をもじって「邪魔中」と呼ばれていたそうです。そしてとてもユーモアのある人と言うことです。
私たちに本当に大いなる勇気と元気と夢を与えてくれました。
心から祝福し、栄誉を贈りたいと思います。

10/5(金)東京八王子で海外ビジネス研究会があり、参加してきました。
いわき市からも、当社を含め7社の参加があり、それぞれプレゼンをしました。
私は当社の特徴として、超長尺基板、超大型基板が出来るということをプレゼンする為、超長尺の現物を持参いたしました。これが受けて参加企業の皆様から、大変わかりやすかったという好評を頂きました。
又、中国進出で成功を収めている東洋システム㈱飯田社長の講演は大変参考になりました。
世界の工場から世界の市場そして研究開発の育成へ変わる中国政府、中国ビジネスで欠かせない戒め・考え方、中国リスク、尖閣問題など多岐に渡り、参考になりました。
それとTAMA協会の人たちも良く勉強しているのがわかった研究会でした。
勉強会の後、近くの居酒屋で首都圏産業活性化協会(TAMA協会)の皆様と懇親会を行ないました。一番元気がいいように見られたのか乾杯の音頭を指名され、大いに盛り上がりました。

10/10(水)ハローワーク主催の「頑張ろう浜通り」と銘打った集団面接会がありました。
いわきワシントンホテルの椿山荘で行なわれ、求人申し込み50社、求職者40名という結果でした。その内、当社に3名の面接(応募)があったので、全然面接の無い企業も10社以上ありました。
これをどう分析したらいいのだろうか。景気がいい訳でもないのに求職者が少ない。
浜通り地区・いわき地区だけの現象なのかハローワークの所長、職員も諮りかねているようでした。
10/26(金)経済産業省の審議官一行が当社を訪問されました。
「被災地で震災に負けず頑張っている企業」ということで当社が選ばれ、来社されたようです。
審議官一行と復興について、いろいろ意見を交換し、現場を見学して頂きました。
復興に向けては課題も多いわけですが、総論だけでなく、もっと具体的なロードマップを示すよう要望いたしました。

10/13(土)当社の45期第1回経営計画達成会議がありました。7月スタートで9月までの3ヶ月間の経営計画の達成状況確認と今後の改善点の発表です。
若い社員が非常に前向きに目標に向かって取り組んでいるのが、うれしくなります。
特に5S活動はベテラン社員と若手の力がうまくかみ合っています。
当社の特徴は、アットホーム的な雰囲気の中で開催されますので、若い人も意見が言いやすいようです。
会議の最後に野球のイチロー選手とプロゴルファーの石川遼選手の小学6年生の時に書いた作文の紹介がありました。企業の研修会などではよく紹介される2人の作文ですが、ともに将来の夢、目標、あるべき姿が非常に具体的に書かれていて、これが小学生の作文かと感心するばかり。
私など今でもこんなに具体的に書くことなど出来そうにありません。
山中教授といい、イチロー選手といい、石川選手といい世界に誇る日本の宝です。まだまだ他にも世界に誇れる日本人そして日本の文化があります。
私たちは日本の力を信じ、自信を持って邁進していきたいと思います。

2012-11