◆ 2012年5月  新緑を駆ける

千葉 正広

5月1日、快晴の素晴らしい朝を迎えた。
通勤は今まで高速道路を使っていたのであるが、有料になってからは一般道路を使っている。太平洋を見ながら走る海岸沿いの6号線と山の中を走る山麓線があるので、気分によってルートを選んでいる。冬は朝日を浴びながら海岸沿いがいい。今の季節は山麓線である。何といっても新緑が美しい。眩しいばかりの新緑の中を駆けると気分爽快で出勤となる。

4月27日、広野町にある工業団地の立地企業連絡協議会が開催された。議題は除染作業の進捗や復旧・復興に向けての活動計画である。会議は広野町役場で3時から開催され、
立地企業13社、広野町役場職員3名、副町長、そして経済産業省の方も2名ほど出席されて行われた。立地企業からの問題は人が集まらない(人手不足、従業員の不足)、住宅の不足などが提起された。それには町民に早く戻ってもらうこと。そして生活するためのインフラ(買い物をするスーパー、医療機関など)を整備することが挙げられた。
富士フィルムファインケミカルズ(株)では町の復興に向け、ホタル祭りや夏祭りを計画しているという。メンバー全員協力して復興イベントも成功させたいと思う。

懇親会はいわき市の椿山荘(ワシントンホテル3F)で行われた。
懇親会になると総会に比べ、更にいろいろな問題点も本音で出てくるようになった。
紙面の都合で割愛するが、企業の幹部の方も随分と悩みを抱えていることが窺えた。
昨年の3・11震災後、初めての懇親会とあって、2次会、3次会と大いに盛り上がったのは言うまでもない。
今回の総会、懇親会を通じて立地企業の幹部の皆様が復旧・復興に向けてすごい熱意をもって取り組んでいる姿がとても印象的だった。
そしてお互いが前進する為の勇気を与え、勇気をもらう会でもあった。
また町役場の職員の方も一生懸命取り組んでいる姿勢が伝わってきた。
頑張ろう広野。思わずペンを握る手に力が入ってしまう。

明日からゴールデンウイーク後半が始まるが、休みが明けたらまた新緑の中を駆け英気を養いながら、出勤することにしよう。

2012-5