◆ 2011年10月  フラガールズ甲子園に感動をもらう

千葉 正広

あれから半年が過ぎました。2011年3月11日午後2時46分に起きた東日本大震災、多くの人命が失われました。そして東京電力原子力発電所の水素爆発による放射線問題。
被災地は今、未曾有の大震災から、懸命に復旧復興に向けて、立ち上がろうとしています。
私たちの会社も4ヶ月間の休業を余儀なくされましたが、7/16広野工場の再開に踏み切リました。
再開するに当たっては、いろいろと思い悩みました。社長は勿論、社員もであります。
再開するも、この先どうなるのか、仕事は来るのか?原発は大丈夫なのか?
悩むのも無理はありません。
再開から2ヶ月を経過して、設備機器のメンテ、工場内外の除染作業を進め、ようやく本格稼動への道筋が見えてきました。
まだまだ稼働率は20~30%ですが、覚悟を決めて、集まった社員一同力を合わせ、頑張っているところであります。

さて、そんな中で復興支援のひとつとして、フラガールズ甲子園が東京秋葉原で9/3前夜祭,9/4本祭で開催されました。全国の高校生がフラダンスを競い、フラダンスを通して、元気を与えようというものです。
私もボランティアとしてスタッフのお手伝いをしてきました。
震災支援、そしてはじめての大会とあって、多くのメディアも集まり、大変な熱狂でありました。
45年前、炭鉱閉山による町の危機を、スパリゾートハワイアンズ(旧常磐ハワイアンセンター)で家族のこと・地域のことを思いながら、踊ることで救った先輩フラガール同様、逆鏡を乗り越えて、この日を迎えたのです。
開会式では「被災地復興への願いを込め、精一杯演舞することを誓います」といわき総合高校の選手宣誓があり、踊れる喜びを表していました。
全国から13校が参加し、各校とも様々な困難を乗り越え、この晴れ舞台に立ったことで、授賞式、では涙、感動の嵐でありました。 スタッフである私もいっぱいいっぱい、感動をもらいました。 
会場で、偶然に㈱メイコーの松本工場長にお会いしました。広野工業団地内で常日頃、何かとお世話になっている方であります。私がスタッフの名札をつけ、動き回っているのが不思議だったのでしょう。聞けば高校生の娘さんが代表として参加しているとのこと。家族で応援に来たといいます。結果はめでたく準優勝、おめでとうございました。勿論、感動の涙の授賞式だったのは言うまでもありません。

現地は、地震、津波、原発、風評被害と4重苦に見舞われましたが、負ける訳にはいきません。
復興への挑戦は続きます。
あきらめず目標を持って挑戦を続けていけば、必ず明るい未来があることを信じて。
2011-10-4