◆ 2014年10月  小笠原クルーズ

矢浪 裕志

 朝晩の虫の声を聞くと秋も深まってきたなと感じます。そしてそこは再び夏を取り戻したような季節でした。天気も晴れていて半袖半パンが適当な服装です。『東京発着 世界遺産 小笠原クルーズ』憧れの“飛鳥Ⅱ”で行ってきました。船でしか行けない小笠原は年間2万人ほどの観光客しか訪れない、貴重な自然の宝庫です。飛鳥Ⅱは大きすぎて岸壁に接岸できず、テンダーボートや地元の漁船に乗り換えないと上陸できません。定期船“小笠原丸”は週に1回の往復で約千人が乗船できます。

 ここでうんちくを一つ。小笠原諸島は大陸と一度も陸続きになったことがないため、海流、風、鳥などによって運ばれてきた動植物は独自の進化を遂げました。原生状態を保つ亜熱帯の森と山を、固有の動植物や鳥を眺めながらの驚きと感動がいっぱいです。そしてどこまでも濃く深く透きとおり、カラフルなサンゴ礁や熱帯魚などが小笠原の海ではお楽しみいただけます。

 “三日月山展望台観光”これは予約が取れなくて残念ながら行けませんでした。“南島海域公園ボート観光”ではいるかに遭遇しました。いるかよりも一緒に泳いでいる人の群れの方が多いくらいでした。ここ小笠原では観光バスがなく、10人乗りくらいの乗り物で各自運転手の解説付きで見学します。“小笠原の自然 固有植物ガイドツアー”で標高400メートルの中央山展望台からの眺めは圧巻でした。眼下に乗ってきた船もみえました。

 スコットランドの歴史的な住民投票の結果が出ました。そもそもどうして独立の選択をする投票が行われたのかよくわからない。日本だと、沖縄や北海道など島になっているので地域として分かりやすい。英国の大ブリテン島の30%の地域を割って独立したいのか、この平和な一部の世の中で。列島を分断して東北や中国地方が独立なんて考えにくい。以前橋本大阪市長が “道州制”声高に言っていましたが、このところ大阪都構想も危うくなって、沈んだようになっています。どうやら歴史的な背景があり、併合させられたようだ。日本でも明治までは戊申戦争を戦っていましたが、独立しようなどとは考えている人には良きにつけ悪しきにつけ知りません。忘れやすいたちなのでしょう。千年怨みを忘れないどこかの国よりもよっぽどよい国に感じられました。

 31日朝日新聞の1面を飾った見出し、“日銀が追加緩和”金融政策決定会合で年間にこれまでより10から20兆増やして80兆円にする。その結果市場は即反応し、円安、株高になりました。これで心置きなく雑音を排して消費税を上げることができる。そんな魂胆がみえます。

 “再生エネルギー新規契約電力5社相次ぎ停止”朝日新聞の見出しに載りました。残念ながら我社で今期計画を目論んでいました、楢葉町の250kの太陽光発電も東北電力から不可の案内が来ました。理由は発電場所から送電線に送ると容量がオーバーするので送電線を大きくしないと受け入れられないということです。それは発電するところがするなら受け入れは可能だということです。“再生エネ、送電網ネック”急増に対応できず、太陽光が急増した背景には、投資対象としての魅力がある。買取価格は普及を後押しするため費用に一定の利益が上乗せされている。事業者は20年間売り続けるでき、利益を確保しやすい。国は緩やかにでも再生可能エネルギーの普及に本腰を入れないと、原子力発電の再稼働が今回の御嶽山の噴火により予知できない天変地異に恐れをなした多くの国民の理解が得られません。朝日の記事から。

 今期経営計画の修正が必要になりました。