◆ 2009年10月   秋日和

矢浪 裕志

 秋らしい良い天気が続いています。夏の曇りがちな天候とは裏腹にさわやかな秋日和が多くなっています、まるで辻褄を合わせている様にも見えます。昼間はそれなりに暑い気温になりますが朝晩は過ごしやすい季節になりました。秋のお彼岸時期に敬老の日をずらしたので“シルバーウィーク”などと言ってカレンダーが5連休になってしまいました。再び5連休になるのは6年後だとか言っていました。ひとつは曜日が固定でもうひとつは日にちが固定、絡まるのに6年を費やすルわけです。先日夏休みで散々休んだばかりなのにと思ってしまいます。子供たちは殆ど家に居りませんが、私は家で読書とテレビを見て時間を過ごしました。その他は踏み台を2台作りました。運動用です。毎日運動は欠かさずにしています。他からの影響を受けやすくテレビとか本などでよいと思われるものを数種類1時間ほどの時間をかけてしています。秋に係わる秀逸なコラムがありましたここに転載します。

 いまの季節、部屋の中で秋らしい気分を味わうには、ススキを飾るのが手っ取り早い。そう人に言われて試してみた。原っぱから何本か、ハサミで切ってきて花瓶に投げ込むと、なるほど演出効果はてきめんだ。窓の向こうの夜空さえ心なしか澄みわたる
▼秋の七草を、指を折りつつ挙げてみると、萩(はぎ)、尾花、葛(くず)、撫子(なでしこ)、女郎花(おみなえし)、藤袴(ふじばかま)、それに朝顔となる。朝顔はいまの桔梗(ききょう)か木槿(むくげ)だという。ススキを尾花と呼ぶのは、花穂が動物の尻尾(しっぽ)に似ているためらしい
▼ススキの群れは、風になびいて「おいで、おいで」をする。その様を、江戸時代の俳人去来は「さよなら」に見立てた。〈君が手もまじるなるべし花芒(はなすすき)〉。見送ってくれる人の振る手が、銀の穂波と一緒にいつまでも揺れている。一読、秋風の立つような余韻を残す
▼〈夕焼、小焼、薄(すすき)のさきに火がついた〉。これで全文の「薄」という童謡をつくったのは、北原白秋だった。秋の入り日はあかあかと落ちていく。説明抜きの郷愁を、ススキは呼びさますようである
▼さて、わが部屋のススキは、花穂が開いて、はや秋たけなわの風情になった。窓の外に丸い月がほしいところだが、まだ半分ばかり欠けている。この月が満ちていって、中秋の名月になる
▼花屋で竜胆(りんどう)や吾亦紅(われもこう)を買ってススキの脇に挿してみた。千草の乱れ咲く広がりはないが、ささやかながら秋の季語の「花野」が出現した。〈かたはらに秋ぐさの花かたるらくほろびしものはなつかしきかな〉牧水。名歌の調べにも誘われて、秋が胸の底へ染みていく。朝日新聞天声人語から

 首班指名、内閣も決まり動き始めました。これらの動き(マスコミ報道等)を見ていると政権交代が起きたことが実感として判ります。前回も書きましたが、岡田外務大臣の始めの仕事が密約問題に関する調査を命じたこと事でしたし、長妻大臣により、後期高齢者制度の廃止、母子加算の復活など、今までと違う政策が矢継ぎ早に出てきております。各大臣のニュースにおけるコメントをこれほど敏感になって聞いてしまいます。鳩山首相の国連における演説も温暖化削減案を1990年比25%削減するとはっきりと公約しました。前提条件はあると聞いていますが、麻生さんは8%と言っていました。これはいわゆる経済界などの言い分を聞いて経済界が出来る案にすると8%になるわけです。これでは日本のトップとしては政治の主導権が取れていないわけです。それも先の話2020年までの公約です。計画は今考えられる以上のことを公約しなければリーダーシップを取れはしません。思い切りよく難しいことに挑戦してほしいと思います。

 10月の4日と5日に京都に行ってきました。