◆ 2009年09月   政権交代

矢浪 裕志

 今年は梅雨明け宣言のないままに9月を迎え、秋になってしまいました。海水浴場もお盆の数日ほど天気が良かったが、その前後は曇った日や雨降りそして台風にも見舞われました。衣料品業界唯一一人勝ちだった、天下のユニクロでさえ7月は前年比マイナス4.3%になってしまいました。デパート業界は軒並み振るわず11.7%も減って、もしかしたらその業態自身役目を終えてしまったのかも知れません。私もデパートへ行くのは、バーゲンと盆暮れのお中元とお歳暮などのギフトを送るときだけになってしまいました。夏らしくなかった今年の秋は、秋らしくからっとした、澄み切った日本晴れになってほしいものです。

 選挙が終わって数日が過ぎました。新政権の布陣も固まってきました。このぐらい大きく国の先端部が変わると、いやおうなく変わらざるを得なくなるでしょう。楽しみです。マスコミ等で色々な見方があります。私の様に期待するもの、あることないこと危惧するもの。どちらに転ぶかは半年もすればすぐに判ることです。ただ変わらないのは官僚組織です。米国は政権が変わると官僚組織も交代すると聞いています。ではそれをどう使いこなすかは民主党政権に託されています。外務大臣に岡田さんが決まったようです。選挙の直前にNHKでの党首討論会で、自民党の麻生首相は核の持ち込みはなかったと再度明言しました。この期に及んでもうそで塗り固めるのか、聞いていてあきれ果ててしまった。国民に本当の事を言えない政党とは何なのかトップとは何なのか。アメリカからの情報でも、やめてしまった日本の官僚もはっきり書いています。密約はあったと、核は持ち込まれていたと。過去は過去、これからどうするか、それにしても正しい情報を国民に知らせるべきです。岡田外務大臣になったらはっきりさせて下さい。これは西山事件にも係わって来るのでしょう。

 41期の決算が出ました。大変に厳しい数字が出ました。JPCAからの資料、電子回路基板生産金額修正予測によると、最悪のシナリオの場合は2015年になっても、それまでの水準に戻らない可能性がある”との報告がありました。2007年度13,799億をピークにして半分ほどです。2010年度が最も低く5,759億円の金額予測です。今の業界には明るくなる話題がありません。あるとすれば従業員は時間がたっぷりあり、自由に使えるので、ここで何をするかによって今後の自分の方向が違ってくると思います。工場内でも休業と教育訓練をしていますが、教育訓練は有給休暇を使って欠席する輩が何人か出ています。人から教えてもらうのが勉強する簡単な方法ですが、かといって自分で学習してくれればもっと自分のものになります。10日には借入れの金融機関に決算書と経営指針書を届けに行きます。赤点の通信簿を親に見せに行く心境です。

 今期は何としてでも経常損益を黒字にしなければなりません,強い決意で挑みます。10ヶ月もしない内に結果は出てしまうのですが。