◆ 2007年12月   還暦の祝い

矢浪 裕志

 晴れの特異日11月3日は私の誕生日です。勤め人でしたら定年で退職することになったのでしょうが、父の後を継いでから既に14年が過ぎました。『今年60歳のおじいさん』歌にあるように50年前ならそういう歳です。子供たちが還暦の祝いをしてくれました。青葉台にある、聘珍樓 をリクエストしました。まだ行った事がなかったし、一度行って見たかった。ただ行くのには敷居が高そうだったし、そんな思いで機会を喪失していました。普段、家族で食事に行くときは子供たちの要望で、大衆向けの寿司屋や居酒屋へ行く事が多かったので、ちゃんとした中華料理は何かの会合後の懇親会などでしか、食べる機会はないに等しいのです。一緒に揃って夕食を取る事自体も、珍しい部類に入ってきています。その日は長女に仕切ってもらい、大分前から空けるようにしてもらいました。思い起こせば自分の両親の時は、そんなお祝い事はした記憶がなかった。長い間父親とは良い関係ではなかったし、精神的に幼かったのです。今ならそう断言できます。良い意味で歳を取ったのです。年金を貰うにはまだ早いので、これから次の世代を考えて仕事に励んでいきます。

 ダイナトロン・ユーザーセミナーに行ってきました。この会社からはCAMのソフトを何本か使っていますので、毎年招待状が届きます。今年は品質技術の猪狩君と広野工場から行って来ました。ここに行けば業会の関係者に会えて、情報交換が出来る。それが行く目的になっています。講演会も名の通った人が講演し勉強になります。今回の講演者は“櫻井よしこ”数年前にも講演を聞きました。その時は小泉さんが首相になったばかりで首相を応援するような内容だったと思いますが、今回は後半の1時間程しか聞けなかったのでした。内容は中国を非難する様な内要に重点を置いた話になっていました。その後テクニカルセミナー、ユーザー事例紹介、製品紹介と夕方5時半過ぎまで続きました。懇親会の後、銀座から新橋に出て帰りました。歩きながら周りを見てみると、銀座の表通りはあちこち、有名ブランドショップに占領されていました。

 広野の西の沢ため池に白鳥が戻って来ていました。テレビのニュースで福島県内の越冬地に来ていることは知っていましたが、昨年に懲りずに15羽ほどが羽を休めていました。

 日本電子回路工業会から法人創立30周年記念誌が届きました。式典は5月の総会で一緒に挙行されましたので、大分時間が過ぎています。その記念誌の中で『電子回路業界におけるサスティナビリティー(持続可能性)とは』副題として~永続的な業界発展に向けたメッセージ~と題した座談会が載っていました。われわれ電子回路業界が如何にあるべきか、10年後も電子回路業界は存続しているのかのテーマで話し合われていました。環境変化を捉えた産業としての課題(I)、そのことに対する解決方法(S)、その具体化戦略(O)を課題として解決して行かなければならない。全体を総括すると『夢を持ち続けることが、ユーザーの夢を実現すること。』と結論を出しています。最近この手の話しを聞いたり、読んだりしますと、解りにくい横文字が頻繁に出てきて、読む気を削ぎます。グローバルスタンダードなのでしょうが、理解できる人ばかりではないので、解り易くして欲しいものです。前後の脈絡が繋がりにくくなります。

 残りも僅かになって来ました。今年も良い年が迎えられますように!!

 合 掌