◆ 2015年11月  実りの秋にビッグニュース

千葉 正広

先月は穏やかな秋晴れが続きました。
11/1(日)も快晴。
5時30分に我が家を出発、丹後沢公園、平城本丸跡、八幡神社、そしていわき駅を散歩というか軽めのジョギングで約40分。
高台で燦然と昇りくる太陽に手を合わせる。素晴らしい朝のスタートです。
11/2(月)は肌寒い雨が降りましたが、また秋晴れが続きそうです。

天高く馬肥ゆる秋といわれるように、秋は実りの季節です。
その実りの秋に私たちは素晴らしいプレゼントをいただきました。
10/5(月)俄かラガーファンの熱狂も冷めやらぬ中、素晴らしいビッグニュースが飛び込んできました。
大村 智教授(北里大特別栄誉教授)がノーベル賞(医学生理学)を受賞したというニュースです。
微生物が生み出す化合物をもとに、動物向けの抗寄生虫薬イベルメクチンを開発、
アフリカなどで失明をもたらす「オンコセルカ症」という熱帯病に有効で、年2億人以上を感染症から救っているという功績です。
受賞後の会見で大村教授の人間性が表れており、私たちに生き方を示唆しているように思いました。
自分の信念として「人の役に立つことはないか、それだけを考えてやってきた」
と言っていました。
決してエリートだったわけではないが、工業高校の定時制に教員として勤務していた時、昼間、工場で働いた後に登校し、
熱心に勉強する生徒の姿を見て、「自分も頑張らなければ」と一念発起。一から学問に取り組んだといいます。
「一番大切なのは『恕』つまり思いやりの心だ」と話されておりました。
名言も多数あります。
「私は嫌なことは何でも1番先に自分がやって見せる」
「給料が安いからには、きっと何か別にいいことがあるに違いない」等々です。
私にはなかなか出来ないことです。

そして翌日、東大の梶田 隆章所長(東大宇宙線研究所)がノーベル賞(物理学)を受賞したというニュースが飛び込んできました。
梶田所長は、「スーパーカミオカンデ」で素粒子ニュートリノを観測し、
質量がゼロと思われていたニュートリノに質量があることを発見、証明し、受賞しました。宇宙の成り立ちや、
物質の起源を解明するのに大きな影響を与えたということです。
梶田所長のお父さん、お母さんによると少年時代は、あまり目立たない静かな子供だったが「驚くほど集中力があった」ということです。
そして手塚治の書いた鉄腕アトムの大ファンでなりたいのは鉄腕アトムではなく、
それを作った天馬博士やお茶ノ水博士だったというから驚きです。

成功した人は、人より倍も3倍も失敗している。いや何十倍も失敗しているかもしれない。
お二人の受賞の挨拶は、決しておごらず控えめで、終始多くの人に感謝するものでした。
エリートコースでなく曲線の歩みで大輪の花を咲かせたお二人はもの凄く輝いて見えました。
効率のいい直線でなく、曲がったり折れたりの道端にこそ宝があると教えられるようなお二人の受賞の笑顔でした。
錦秋に花を添えるとは、まさにこういうことを言うのでしょうか。

10/29(木)には体操世界選手権で日本男子チームが37年ぶりの金メダル世界一のニュースが朝のニュースを飾りました。
中でも内村航平選手は個人総合6連覇、その後種目別の鉄棒でも金メダル。
日本中が歓喜に沸きました。
この快挙に大喝采を送ると同時に、あらためて「日本人って凄いな」と誇りを持ちました。

10/24(土)第1回経営計画達成会議を行ないました。
会長より現在の経営状況、社長より改善活動状況、各自より目標進捗状況が報告され、熱気溢れる会議となりました。
納期・品質もだいぶ改善され活動の成果が表れた内容でした。
売り上げも今のところ順調で、この状況が続けば今期の売上高目標は達成されそうだということです。
いっそう気を引き締めて、全社員一丸となって、ベクトルを合わせ、社会に貢献できる会社を目指したいと思います。

11月に入りますと、日中は穏やかな秋晴れとなるも、朝夕はめっきり肌寒く感じられるようになります。
健康に留意して今年も残り2か月、実りの秋を実感できるよう、頑張っていきたいと思っております。
ノーベル賞をいただき、私たちに夢と希望と勇気と感動そして人生に指針を与えてくれた先生、
ラグビー、体操のスポーツの世界で同じように私たちに勇気と感動を与えてくれた選手たち。
少しでもその精神を見習って「世の為、人の為」何か一つでもやっていきたいとあらためて願っております。日本人の誇りを持って。

2015-11