矢浪 裕志
1990年代の中頃以降政策面で何が起きたかは明らかだ。円安政策を進めたのである。これによってイノベーション意欲が減退した企業が、イノベーション努力を怠ったために日本人が能力を発揮する機会を失ってしまった。これこそが日本経済衰退の基本的なメカニズムだ。この意味で今の日本経済の状態は異常なのである。そして政策の如何によって変えられるものなのだ。経済政策を大転換し新しい技術を取り入れる。徹底的な議論を行うことが重要だ。日本経済再生の第一歩は国民の自覚なのである
野口悠紀雄著『どうすれば日本経済は復活できるのか』
このように書かれていました。皆様はいかが考えられますか?
コロナ禍が落ち着くと待ち望んでいた海外からのインバウンド客が押し寄せてきて、おそらく今年度は最多を更新するものと思われます。中国からの団体客が本格的に押し寄せれば、収集がつかなくなる恐れも出そうです。
逆に日本から海外に行く旅行客は激減しているようです。報道等でもハワイや米本土、欧州などのインフレが進んでいる国々へは特に食べ物関係の費用が掛かっていると聞いています。今月末からオランダ・ベルギー・ドイツへ行く予定なので物価が心配です。少し食料を持っていきます。
ゴールデンウィーク明けの5月11日に旧かんぽの宿いわきで、来期57期の経営指針の作成の打ち合わせを致しました。今期は前期よりも数字は悪いのですが、営業外損益を合わせると今のところプラスで行けそうです。来期についてわが社は受注生産ですので受注が増えること、また増えるようにすることを目標に計画を立てます。聞くところによると、秋ぐらいから景気は回復するような観測が出ているようです。
旧かんぽの正式名称が『いわき藤間温泉ホテル浬』に代わって初めて泊まりましたが人が少なく、相当な人員整理をした模様です。朝晩の食事はバイキングです。飲み放題もありました。すべて自らが取りに行きます。忙しないので自分からは避けたいのですがまあ仕方ないのでしょう。
そういう時代になり、三ツ星ホテルとか五つ星ホテルへ行かないと料理を運んでくれるようなところはなくなってしまったのかなと感じます。日帰り入浴の温泉客も入れなくなっています。昼ぐらいまではひっそりと閑散としていました。それでも夕食は賑やかになっていました。翌日の朝食は自分で盛れる海鮮丼があり大人気でした。
青葉台駅に設置されていた公衆電話が撤去されるようです。ここ何年いや数十年使っていなかったと思います。残念ながら時代の流れでしょう。若い人や子供など使い方が分からないでしょう。無くなるのも致しかたないと思います。電話ボックスの上に登って、選挙演説をするくらいの使い道しかないのかも知れません。
昨年はコロナにかかってドタキャンしましたが、今回は川異研の総会に行ってきました。だんだん少なくなって寂しくなってきます。
目に青葉山ホトトギス初ガツオ