矢浪 裕志
いよいよ欧米並みにマスクを外して外食したり観劇したりすることが出来るようになりそうです。国会中継を見ていると話す人がマスクを外して、周りの聞てる人がみんなマスクをしないといけないということになっていますが、これは明らかにおかしいことだと思います。話を聞いている人がマスクをしていなければならないのは、医学的に見てもおかしいのではないかと思います。何と言っても見栄えが悪い。卒業式では生徒はマスクを外して周りの父兄や関係者はマスクをするというのもやはりおかしい。何らかの対策をしているふりをしているだけだと思われます。これが為政者の考えることなのかなと思います。
川異研2月の移動定例会は終日快晴の第二木曜日の9日に行われました。秋葉原からつくばエクスプレスの研究学園駅で降りて、サイバーダインスタジオが入っている複合ショッピングセンター“イーアスつくば”で説明員の解説が1時間ほどありました。ロボットスーツＨＡＬ開発の筑波大学発のベンチャー企業です。手や足を曲げたり、伸ばそうとする微弱な電流を感知してロボットに伝える仕組みになっています。昼食を挟んで次に“食と農の科学館”入口に完全予約制なる看板があり、わが団体以外の訪問者はいませんでした。農水省の天下り先の様です。省から税金が入ってくるのでやっている振りで良いのでしょう。最後は“地質標本館”国内最大級の地球科学専門のミュージアムとして、岩石・鉱物・化石など150,000点超の登録標本を収蔵、約2,000点の標本を展示。丁度今トルコ・シリア地震の件で質問が相次ぎました。地震が起きるメカニズムについて今まで納得できていませんでしたが今回の見学でおおよそ理解できるようになりました。断層がずれた大きな岩石の見本がありました。それはプラスチックのレプリカだったのですが、風雪を重ねて本物らしく見えました。つくば駅前のお店で懇親会をしました。
『 大前研一 ニュースの視点 』 2023/2/17 ＃970 によれば、政府は10日、新型コロナ対策のマスク着用について、来月13日から国内外を問わず個人の判断に委ねる方針を決定しました。結局は「マスクをつけなくていい」と断言する能力・勇気がないだけです。オーストラリアでもドイツでも、政治家の判断でマスクの強制は終わりました。日本では情けないことに、あやふやなことを繰り返す政治家ばかりです。岸田首相も「マスクを外して、みんなの笑顔を見せながら卒業式をやってもらいたい」などと格好つけたことを言っていますが、生徒はマスクを外して保護者はつけていろと言うのでは筋が通りません。マスクを付けることを強制したのであれば、外すタイミングについても明言するのが道理です。国民の判断にゆだねることは、体のいい責任逃れでしかありません。と言っていました。私もそう思いました。
久し振りの“サラメシ”は広野のサマーフェスで使う予定の焼きそばソースを使い切らないと賞味期限が過ぎてしまうので、18日に焼きそばを食しました。和風だしも残っていましたので、たまねぎとベーコンとシイタケを細かく切ってスープを付け合わせました。
天皇誕生日の一般参賀は何年かぶりに再開したようですが、ガラス越しに皇族方しかいない空間なのに、顔の半分以上も隠すマスクをしているのはとても残念に思います。誰が決めているのは解りませんが普通に顔を見せたらいいのではないかと考えますが。こんなことでは天皇制に疑義を感じます。来年も祝賀するのでしたらマスクを取ってほしいし、取らないのでしたら祝賀しないほうがましだと考えます。もう3年過ぎています、止める機会がなくなるのではないかと心配しています。
