矢浪 裕志

 昨年暮れは株価1万6千2百9十1円で取引終了しました。1年間で57%上がったそうです。ドルに対し105円36銭で引け円安ドル高水準で昨年が終了しました。2014年の今年は382円安で始まりましたが、18千円だとか2万円超えだとか、景気の良い話が飛び交っているようですがどうなるでしょうか。

 正月休みは土曜日から日曜日までと連続9日間もありました。出掛ける予定はないので、長く感じます。昨年を振り返ってみて時間が経つのが早く感じました。年を経る程感じられるといいますが、正にその通りでした。今年の初詣は寅さんで有名な葛飾柴又の“帝釈天題経寺”に行ってきました。年末からの晴天が続き2日も変わらず快晴でした。人では丁度よい込み具合でした。境内に上がって“身体健全”の お札を貰って来ました。

 毎年のように異常気象を言われています。昨年も真夏に四万十市で41度を連続してニュースになりました。殆ど被害らしき被害のなかった“竜巻”などは米国での事だと思われていましたがこのごろは毎年のように被害があります。広野町は割りと風の強い日が多く軽いものだと吹き飛ばされそうな事がときどきあります。異常に対して正常ならば異常を含んで気象というのでしょう。すべてを包み込んで生きていくのが賢い生き方なのでしょう。もっとも被害の少ない生活の方が生きやすいとは思いますが。

 12月の“いわき国際ビジネス研究会”でドイツ人とその息子さんがゲストとして参加しました。息子は日本の女性との間に生まれたいわゆるハーフで日本語はもちろんドイツ語、英語など語学が堪能な若者でした。そもそもなんでそのドイツ人が四倉(いわき市)に住んでいるかといいますと、30年近く前にバックパッカーとして日本に来て、いわきの駅前で奥さんになる女性に声をかけたのがはじまりだったとのことでした。私も四倉に部屋を借りていますが、思いがけない事でした。ドイツから玩具などを輸入して商売をしていますが、3.11以降は非常に苦しんでいるようです。何とかお手伝いできないものでしょうか。

 “流れ星ひとつ”沢木耕太郎のインタヴュー本を年始めに読みました。11月頃に買ってあったのですが、図書館からの有期の本が何冊かあったので優先していて年明けの今になってしまいました。多感な中学・高校生の頃はカンツォーネやシャンソンなどヨーローッパ系の音楽やアメリカのトップテンの音楽を聴いていました。演歌は耳に入ってくるけどと、云う程度でした。外国の音楽に多いに興味を抱いているときでした。それが演歌を聞くようになったのが作詞家“阿久悠”の“北の宿から”を聞いてからでした。でも都はるみ好きになれませんでした。そんな時に好きになっていたのが怨歌の“藤圭子”でした。前髪を切るそろえた独特な髪形が印象に残っています。なんといっても可愛かった、そんな彼女が昨年自死してしまいました。合掌!!

 国内では24万人が減少したようですが、我が家の新年会は参加者がだんだん増えてきてにぎやかになってきました。

 今年も宜しくお願いいたします。飛躍の年にしましょう。