◆ 2011年3月  2月を走る

千葉 正広

立春が過ぎた。太陽が早く顔を出すようになり、なんとなく日が長くなったように感じられる。2月11日(建国記念日)には雪も降ったが、東京の大雪に比べ、いわき市や広野町では小雪、それよりも4月上旬から中旬並の暖かい日が多かったように思う。これから三寒四温を繰り返しながら、徐々に春本番を迎えることになる。
この季節、現代の国民病とも言われている花粉症に悩まされている人にはつらいかもしれない。一説には花粉症を患っている日本人は2,000万人に達しているという。
私も30年来のれっきとした花粉症のキャリア組であるが、今のところ鼻水はおろか、くしゃみ一つ出ていない。今年は特に大変だと聞いていたので昨年末から薬を飲んでいたお陰である。シーズンの二ヶ月前から薬を飲むなど対策をしておけばまず大丈夫だと思う。
まさに備えあれば憂いなしである。これは私の大きな自信になった。キャリアの人にも是非お勧めしたい。そんなことで、今年は春を待つ気持ちになんとなく心がわくわくしてくる。

さて2月13日いわきサンシャインマラソン大会に挑戦した。
前日までの雨模様とは打って変わり、当日は多少肌寒い感じはあったが好天に恵まれた。
私は昨年も、いわきサンシャインマラソンは記念すべき第1回大会ということもあって
挑戦したのだが、今回は当社の若い社員2名を誘って参加した。マラソン大会は近年の健康志向もあり年々盛んになりここいわきのサンシャインマラソン大会にも総勢7000人強が参加、小名浜港の水族館アクアマリンがゴールとなっている。素晴らしいコースなのでその気のある人には是非ともお誘いしたい。ところで2人とも初挑戦なので走れるかどうか不安でいっぱいだという。レース前は余裕を持ってあれこれウンチクを語った。
レースが始まり、長い戦いの後、やっとの思いでゴールした。ゼイゼイハアハアしながら、初挑戦の2人のゴールを待った。しかしいくら待てども2人は来ない。来ない筈である。2人は私より10分も前にゴールしていたのだ。しかも涼しい顔で。若いっていいな~とつくづく感じた次第。ちなみに参加したのは我社のエース高橋 潤主任と矢浪興造君である。早くも来年に向けてやる気満々である。

先月、紙面の都合で「当社精鋭新年の抱負」で紹介できなかった社員の新年の抱負を紹介したい。

【Y・S】製造課所属 26歳
◎あらゆる無駄を無くすこと
去年、一昨年から現在までを思い返してみると、売上高よりもどう粗利益を確保していくかが大事なことだと痛感した。それらを踏まえて今後、より一層の消耗品、光熱費の節約、原価低減を図ることが必要だと思った。
1. 消耗品を簡単に捨てることはせず、使い切れるまで使用し、無駄なことはしない。
2. 使用しない部屋の電気や、使わない機械の電源を入れっぱなしにしない。
3. 作業をより速く、より的確に、より効率的にと考え行動すること。
作業が10分、20分でも速くなれば残業になる時間が少なく出来る。

◎一級製造士を取得すること
必ず取得する為に日々、技術力と共に知識力の向上に努める。
その技術・知識が仕事で活かせられるよう努める。

【J・K】品質技術所属25歳
1. 体調管理を徹底する。
2. 不具合件数の低減に向けて、確認方法と確認作業を徹底する。
3. 残業が発生しないよう、新規・改造品を時間内に効率よくこなせるよう
現在のCAD・CAMだけでなく、他に使用できるツールがないか検討する。
紙面の都合で、他の社員についてはまたの機会に紹介したい。

それにしても2月は本当に世界各地でいろんなことが起こった。チェニジアの民衆のデモから始まる中東、北アフリカの大政変、そしてニュージーランドのM6.3の大地震、日本では民主党菅政権のゴタゴタ劇…まさに何でも有りだ。この先何が起きるか誰も予想がつかないだろう。

ニュージーランドのクライストチャーチで起こった大地震は痛みに耐えない。志を持った前途有望な多くの方たちが犠牲になった。夢を持って己の為だけでなく社会の為に、何かをなそうと勉強に励んでいた方たちの無念を思うと、悔やみきれない。犠牲になった方々とそのご家族にお悔やみ申し上げると共に心からご冥福を祈りたい。そして二度とこのような惨事が起きないようニュージーランド政府に申し入れたい。

中東に目を向けてみる。私自身はあまりにも知らないことばかりであった。エジプトやリビアでは1人の人間が何十年も独裁政治を続けるなど我が日本では考えられないことである。1年のうちに何人も総理大臣が代わるのも良くないが、独裁政治に比べたら、天国である。また、こういうことが起きてニュースになると、経済のグローバル化が叫ばれて幾久しいのに、なんと世界の歴史・社会・経済・政治について知らなかったのだろうと痛切に感じた。同時に日本を見直すいい機会だと思う。

2月にはサンシャインマラソンを走った爽快感も残っている。
あらためて平和な国日本に生まれた幸せを感じる。
日本人として誇りを持って生きていこう。

2011-3-1
サンシャインマラソンの練習後(小名浜にて)
2011-3-2
相馬市 松川浦の夜明け
2011-3-3
福島 花見山の早春