千葉 正広
太陽が緑に映え、目に飛び込んでくる全てのものが、生き生きと見えます。
「目に青葉」とか「風薫る5月」というと爽やかなイメージがあり、私の好きな季節が巡ってきました。花粉症も収まり、気候も暖かくなって本当に過ごしやすい季節です。
振り返りますと、4月の気候は寒暖の差が激しく、桜が咲いているのに場所によっては大雪が降るなど体調管理も大変でした。
4/27(土)義兄の49日法要で須賀川に行ってきました。高校時代は野球部のエースで身体も頑健で身長は180cmもあり元気だったのですが、雪かきの途中、倒れたそうです。
義兄は金融関係勤務で支店長まで務めた全国を回るいわゆる転勤族でした。
定年退職後は義姉の生まれ故郷に近い須賀川に終の棲家を構え、夫婦二人の悠々自適の生活を送っていました。
花を愛し、小鳥を愛で自然や動物を愛した義姉も昨年4月に亡くなり、後を追うように義兄も逝ったのです。仲のいい夫婦でした。
私はこの義兄とよく飲んでは時事、経済談議に花を咲かせていたので、残念であります。
その早すぎる死が悔やまれますが、見方を変えると幸せな人生だったのではと思います。葉桜の下で線香を手向け、冥福を祈りました。
前後しますが4/20(土)に小学校時代のクラス会がありました。私は中学校も3回ほど転校し、小・中学校時代のクラス会には出たこともないのですが、どういうわけか突然電話が来てクラス会に誘われました。還暦過ぎても同級生は同級生です。いいおばさん(?)に「千葉くん、活躍してるね」などと言われると、たちまち昔の小学校時代にタイムスリップです。
いっぱい飲みながら、昔話に花が咲いたことは勿論ですが、今の時代とは隔世の感があります。あの時代、こんな便利な世の中になるとは予想もしていませんでした。
学校から帰るとカバンを放り投げ、暗くなるまで、外で遊びました。まさに山野を駆け巡るでした。今や3才にもなるとスマホでゲームです。今の子供たちとは遊び方も全く違います。学校では「仰げば尊し我が師の恩……」が懐かしく思い出されます。
戦後生まれの私たちは、その後高度経済成長を迎えるわけです。
このへんのところはいっぱい書きたいところがあるのですが、略します。
とにかく懐かしい話がいっぱい出てきて、その中にも、現代の子供たちに教えることが少なからずあるように思いました。
5/5(日)長島監督と松井秀喜選手に国民栄誉賞が授与されました。テレビで見た人も多勢いた事と思いますが、私もその1人として心から祝福したいと思います。
お二人のファンを大切に思う気持ちと、松井選手の謙虚な気持ちが随所に感じられ、とても感動的な表彰式セレモニーであったと思います。
ビデオで取っておいたので、その後何回か見ましたが何度見ても素晴らしいの一言につきます。長島名誉監督、松井選手 本当におめでとうございます。
この感動をエネルギーに変えて、日々の生き方そして連休後の業務改善に繋げたい。
5月も連休明けにはスケジュールがいっぱい詰まっていますが、「目に青葉」の季節を迎え、人生の生き様をも勉強することになりそうです。