矢浪 裕志
残暑が厳しい日中浅草から隅田川を下って、日野原重明の名誉院長であった聖路加国際病院横の船着き場まで40分ほどのクルーズでした。その日は台風の影響で曇りか雨を予想していましたが。雲の間から日が差し次第に日がさす時間が長く残暑を感じました。船の中はエアコンが効いていましたが、デッキは風が強く吹き、船上ではそんなに暑さは感じませんでした。降りると風はほとんど感じなくなり強い日差しにサングラスを置いてきたことが後悔されました。ポケカル(正式にはポケットカルチャー)の参加者は14名で女性が殆どでおじいさんと呼べる参加者が4名いるのは珍しいそうです。メインの築地場外市場商店街周りは提携先の鰹節屋、卵焼きや、佃煮や珍味などがあり、そしてどうゆう訳かパン屋まであってお店毎に試食をしていきます。沢山食べるわけではないのですがそれなりに空腹は満たされます。少し甘めの卵焼きは好みの味で美味しかった。へんてこな腹具合のままではということで、数寄屋橋に移動して仲間の行きつけの回転する寿司屋によりました。昼時間からかなり過ぎていましたが、一人で来てカウンターに座っている若い女性が何人かいて目立ちました。銀座に近いので子供連れの外国人も数組来ておりました。
次男の嫁さんが急遽入院したので、孫と一緒に我が家に来ております。孫はやっと3歳でママにすがりついて生活していたのが、強制的に離されたのでパパにすがりついています。身近にママがいないので今はパパに切替える、子供なりの知恵なのでしょう。子供とどれだけ時間を過ごすかによってなつく強さが違っています。私などはまだまだです。
横浜ベイシェラトンホテルで3日神奈川県知事の黒岩祐治による講演が“神奈川の先進性~危機をチャンスに変えるソフトパワー~”の演題であり、1時間ピッタリ話をされました。神奈川県は大阪府に比べ圧倒的に大きいのに東京に近すぎて地政学的に存在感が薄くなっているように感じます。市と県の二重行政のこととか改革することは多いのではないかと思われるのですが、そんな話は聞こえて来ません。横浜市だけで374万人と大きな県と同じくらいの人数がいます。年に1回催される神奈川県内だけの懇談会は夕方から始まりアルコールも提供されるのですが、今回は講演だけ拝聴して帰りました。
横浜から“シフト21”という異業種交流会のメンバーが当地いわき市の県外視察に見えられました。途中から私は参加して、千葉顧問の案内で市内を何箇所か見て、前いわき市の副市長鈴木英司(現社会福祉法人虹の会理事長)行政のトップとしての東日本大震災当時の苦労話を聞かせてもらいました。ら・ら・ミュウで昼食の海鮮焼きをごちそうになりました。