sacho

新年あけましておめでとうございます。

年末年始はとても暖かく過ごしやすい日々が続きました。私は初詣に湯島天神へ行ってきまして、今年はマスクも必須ではなく5類にも移行されたこともあってか、多くの人で賑わっていました。湯島天神は学問の神様・菅原道真が祭られていることで有名でして、来年長男が受験なので祈願をしてきました。まだまだ小さい体で受験勉強は大変だと思いますが、頑張ってほしいです。

さて、昨年の7月から56期が始まり、半分を過ぎましたが、半導体・電子部品があまり活発に動かなかったこともあり、当社の売上途中経過としては物足りない状況です。昨年はコロナ制限も明けて、経済が活発に動くだろうという期待がありましたが、コロナ以降は引き続き試作や評価、開発の引き合いが大きく減ったままであり、標準規格の製品も製作回数は減ったという印象が強いです。

そのため、当社として付加価値の高い製品に注力していく必要があると考えています。昨年も大型・長尺・微細・フレックスリジッド等の問い合わせは継続的に発生しており、加えて板厚や材種、特性の異なる特殊材やメーカー指定、追加工としてフィルムや両面テープの貼り付けや組み立ての依頼、また製造可否も含めた部分的な加工依頼等、多種多様な対応が必要となる製品の依頼も増えてきました。それらは手間がかかったり、実現性に懸念があったり、詳細をじっくり検討する必要がありますが、少しずつこなしていけているので、ありがたいことに依頼も増えてきています。今年はより多くのお客様の困りごとを解決し、お役に立てるように精進していきたいと思います。

また、昨年は発注が鈍くなってきたこともあり、コスト削減や生産性の改善等を主として進めてきましたが、今年は特に営業活動を進めていく予定です。まずは今月東京で開催されるネプコンジャパンに出展することが決まっており、お客さまとの接点を増やしたいと思っています。昨年いくつかの展示会に行ったのですが、コロナが5類に移行されてから制限がなくなったためか、すごい人出でした。ブースごとの通路には人があふれて通れないくらいの展示会もあったので、今回のネプコンジャパンにはとても期待しています。今年は昨年よりも良い年にしていきたいと思います。また併せてお読みいただいております皆様にとっても良い年になることを祈念しております。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

矢浪 興造