矢浪 裕志

 昨年に続き今年も行くことになりました。メンバーは同じ姉と弟そしてわが妻の4人です。5月24日の夕方6時横浜の大桟橋国際旅客埠頭から出航しました。この時、わくわくする気持ちが最高潮に達するときです。早めの夕食を食べながら岸壁から沢山の見送りを受けて船は出て行きました。航海は比較的に穏やかに過ぎていきました。ダイヤモンド・プリンセスは英国籍の11万5千超トン級の大型客船で、三菱重工の長崎造船所の製造です。3100人収容のお客に対し今回半分の1500人なのでゆったりとしています。乗組員は1060人で実際に何人かは不明ですが、ダイニングなどでは給仕する人が余っているように見えました。欧米系の客が3割ほど、台湾系が2割、残りがほとんど日本人です。欧米系のうちオーストラリア人が距離的に大半のようです。年代は60から80代くらいまで70代が多いように見受けられます。

 最初の寄港地“済州島”先日韓国の沈んだ船セウォル号の行き先だったところです。到着予定は午前だったのですが、予定が変更されオプションも中止になりました。事故の影響なのか、詳細は分かりません。朝は雨模様だったのですが、上陸したときは晴れていました。シャトルバスで町中へ出て市場を見て回って又シャトルバスで戻ってきました。

 台湾は仕事の関係で2度ほど来たことがありますが、台北中心で、故宮博物館などを見学したことを思い出しました。分かっていることですが、このクルーズは船着き場があるところに泊まります。台湾では3日間花蓮、高雄、基隆(台北)と1日ずつ移動しながら、台湾一周の船旅をしました。梅雨に入っていて、基隆(台北)でだけ雨に降られました。特に台北101(高層ビル)で写真撮影するところでは、ざあざあ降りに会い、バスから降りられませんでした。ということで無事6月2日に大桟橋に戻ってきました。どうしても食べ過ぎてしまうので、暫くはダイエットに励みます。長い休みを頂きました、感謝いたします。台湾のお客で27日間乗っている人たちもおりましたが。

 延び延びになっていた、東北電力への売電が29日から始まりました。立ち合えなかったのが残念ですが、やっとここまで来ました。大きいところの交渉はなかなか難しい、鶴の一声というわけには行きません。

 今期の目標であった、生産管理ソフトの導入が6月から本格的に開始されました。使い慣れていないのでどうしても時間がかかり、従前のソフトの使い勝手の良さが感じられてしまいます。使い慣れれば新しい生産管理ソフトの良さが大いに感じられるはずでしょう。それまでは使い慣れることを徹底的に実行したいと思います。

 習うより慣れろ。