矢浪 裕志

 拓殖大学教授 呉 善花氏 の“韓国を蝕む儒教の怨念”を読んでみるとなるほどと合点がいくことがありました。あれだけ日本に対して牙をむくのに、中国に対してはあまり聞いたことがない、地続きなのだからどれほど中国に占領され苛められたことか分からないほどあったのにと思う。以前に朴元大統領の千年恨む発言があったのも思い出しました。

 疑似インセンス(無罪・無実、無害の・悪意のない、純粋・無邪気などを意味する言葉)では、自分を清く正しい善なる者と装うことが、自分が生きるための戦略として利用されています。民族レベルでいえば、韓国が無罪であることが、韓国が(民族の誇りを失うことなく)生きるための戦略として利用されているのです。そこで日本は韓国にとって、どこまでも有罪で無ければならない、加害者として責任を追及され続けなければならない、という意味で、この世になくてはならない対象となるのです。と書いてありました。

 12月10日だけの"GoToトラベル"を利用して、茨城県立国民宿舎“鵜の岬”へ行ってきました。以前取引先の社長がここは大変人気のある国民宿舎なので行ってみましょう、と誘われたことがありました。行くことはなかったのですが、何年か前に何回か予約を試みましたが残念ながら取れませんでした。コロナ禍の影響か今回はすんなりと取ることが出来ました。本社から広野工場の途中にあり、常磐道日立北ICから車で10分足らずで行けて都合がよかった。コロナ対策はかなり堅牢にしているように見えました。入館時に大型画面のモニターが鎮座しています。顔を緑の四角で認識して体温が表示されます。それをフロントで恐らく確認しているのでしょう。チェックインはアクリル板越しに説明を受けます。夕食時は部屋ごとに蜜にならない様にテーブルを空け対面の間にアクリルが立ててありました。食事のときは外してもらいましたが他のテーブルでは外しているのは見ませんでした。気にならないのかと思いました。朝食はビュッフェスタイルのバイキング、各自が使い捨てのビニールの手袋をはめ、当然のごときマスク着用で盛り付けて行くようになっています。賄いする従業員は厳重にマスクにフェイスシールドをしていました。聞いたり話したりしにくく、気が削がれます。
太平洋に突き出た別天地・鵜の岬、三方を海に囲まれ、断崖ではウミウが羽を休める、とパンフレットに書いてありました。確かに景観の優れたところ(国有地か県有地と思われる)に建っています。翌日は朝から快晴で、日の出を快適に拝むことが出来ました。週末ではない普段の日に来ている人たちは高齢者が殆どでした。約半額になるので時間がたっぷりあり、費用が安くなれば使わない手はないという年寄りが多いと思います。

 2020年はコロナ禍を持ち越して新しい年を迎えます。ワクチン接種も始まりました。欧米以外でも中国、ロシアなど負けじと自国以外のインドネシア・フィリピンなどにワクチン外交を始めています。それに引き替え日本ではどうなっているのか分からない。参入する力も能力も乏しくなってしまったのか。

 それでも新しい年に希望をもって迎えたいと思います。良いお年をお迎えください。合掌!

いわきにある磐植のシクラメンの鉢たち
いわきにある磐植のシクラメンの鉢たち
武蔵小杉グランツリーのクリスマスツリー
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国民宿舎の夜間照明
国民宿舎の夜間照明
夕食風景
夕食風景
鵜の岬の日の出Ⅰ
鵜の岬の日の出Ⅰ
鵜の岬の日の出Ⅱ
鵜の岬の日の出Ⅱ
手袋して料理を盛り付ける朝食
手袋して料理を盛り付ける朝食