矢浪 裕志
2月の10日から1泊2日の予定があった川異研の国内視察会が延期になりました。冬の雪の季節に“福井県”かよと思っていましたが、雪ではなくコロナのオミクロン株に見舞われました。ノックダウンでした。その後は爆発的な感染者の増大で10万人を超える陽性者が出た日もありました。感染者が増加して所によっては“蔓延防止等重点措置”が発令されているところがありますが、いわき市の図書館は閉じなくなったし、規制自体がだんだん緩くなってきています。それでも飲食店には時間制限や人数制限は課しています。大がかりではない飲食店は休業して協力金をもらってにんまりしているところもあると聞いています。欧州では完全に新型コロナ感染症対策の規制を完全に無くして2019年のコロナ前の状態に戻した国があります。スカンジナビア3国とデンマークその他にも続く国が出てきています。イギリスやフランス、イタリアなどの観光大国です。日本ではそのような検討が始まっていないと思われますが、私の考えはこれらの国と同じ考えです。『国民の底意地の悪さが日本経済低迷の元凶』という本を読みましたが、もうやめようよとお国のお偉いさんが言わなければ、多くの善良な市民は止めるに止められないと思われます。
広野工場でも緊張が走りました。従業員の家族にPCR検査で陽性反応が出ました。まだ小さい子供なので当然その家族は濃厚接触者になりPCR検査をすることになりました。検査結果が出てその子供一人を除いて他の家族は陰性だったそうです。陽性の子供を含んで家族の方々は症状もなく元気だと言っていました。疑似陽性者が大勢いるということなのでしょうか。もう恐れることはないのでしょう。
2月16日にロシアがウクライナに攻撃すると米国の大統領、バイデン氏の報道がありました。本当なのか眉唾かなと思っていました。8日後に本当にそうなりました。米国の諜報能力は流石に優れていると感心しました。米国は早くから当事国にはならなくて、経済制裁や金融制裁に踏み切るとロシアの侵攻前に行っていました。このままいくと中国の台湾進攻があるのではないかと危惧されます。習近平国家主席はこの成り行きは重大な関心を持って静観していることでしょう。台湾有事は日本の有事だとタカ派の元首相が言っていましたが、杖をついた防衛大臣で心もとないように感じています。こういう風になると、ますます核兵器を持った北朝鮮の優位さが際立って、紛争になりやすい国は持とうとする動機付けが増します。一部報道ではその論議を始めようとのたまった元総理がいました。力には力で対応しようとすれば以前の様に軍拡競争になってしまいます。もう1週間になりますが、制裁でロシアがやらなければよかったと思わせることが肝要かと思います。為政者はともかく、多くのその他大勢のロシア人は後悔というか侵略してほしくはないと思っているはず。少なくとも健全な民主主義国家の国民は、深く考えて投票行動をしてほしいと思います。一応プーチンも選挙で選ばれてはいます。この先ウクライナの被害が大きくならないことを願います。 合掌 !!!!!
うっかりして失念するところでした。2月中に仕上げることは出来ませんでした。そのため今回はやっつけ仕事になりました。悪しからず勘弁願います。日に日に暖かくなっています。うれしい限りです。カメラの修理で写真も少ししかありませんでした。