矢浪 裕志

 2ヶ月を過ぎて時間の経つのが早く感じます。今年も、もう3月に入ってしまったかと痛切に感じます。

 長男の嫁さんが2月の初めから来て、いわき市民に編入いたしました。弟夫婦もいわき市にいて横浜と同じくらい賑やかに付き合いが出来るようになって来ました。

 浜通りうつくしま町内会主催のリサイクル施設勉強会に3年ぶりに参加しました。今回はいわき市のいわき大王製紙の工場見学でした。いわき勿来インターから20分ほどの山田インダストリアパークにあり、敷地10万2000坪に従業員210名で220億円の売上規模を誇っています。一人頭1億円の売上規模になります。粗利益1割で1千万、2割で2千万、3割で3千万羨ましい限りです。4割あれば万歳ですね。この工場は古紙を最大限に活用する製紙工場として新聞用紙とダンボール原紙を生産しています。関東からの古紙を収集する為東京から180kと比較的に近く、豊富な水が見込めるところが立地の決め手だったそうです。燃料も木材ペレット(家屋解体材など)、古タイヤ、紙のスラッジ、RPFなども使って廃棄物の削減(燃やす事で)に貢献しているそうです。焼却後に出る焼却灰もセメントの原料や土地改良材等として再利用するそうです。素晴しい工場ですね、原料は全て古紙や回収したダンボールだけを使用するそうです。

 続いて本宮市にあるアサヒビールの工場見学に行きました。ビール工場は以前神奈川県にあるキリンの工場に行ったことがありました。こうゆう会社は大体が可愛らしい女性が専門に案内してくれます。ビデオで環境保全活動など見た後で、ビールの美味しい注ぎ方を教えてもらって、待望の試飲が始まりました。試飲は350mリットル換算で3杯までOKでした。残念ながらくるまで帰る都合があり、ノンアルコールビールの缶を貰いましたが、お代わりが欲しいと云う気にはなりませんでした。以前キリンのノンアルコールビールも飲みましたが似たような味で、まだまだ改良の余地があると思いました。その後の意見交換会は食べ放題飲み放題のコースでした。三ツ矢サイダーをジョッキで貰いましたが、これはお代わりしました。

 2月に退職した従業員の欠員募集に富岡の職安に行きましたが、新卒者の雇用促進のため新しい助成金制度が始まっていました。“3年以内既卒者トライアル雇用奨励金”卒業後も就職活動を継続中の新規学卒者の方(高校・大学等を卒業後3年以内の方)正規雇用へ向けて育成する為に、まずは有期雇用で雇用しその後正規雇用に移行させた事業主の方に奨励金を支給する制度です。対象者1人につき月額10万円、有期雇用3ヶ月終了後の正規雇用するとさらに50万円の助成金が支給されます。今回この制度を利用して1人雇用する予定です。

 弥生3月になり暖かい日が続き、昨年より遅く花粉前線が到来したようです。花粉センサーの鼻がやっとむづむづして来ました。