◆ 2016年06月  お世話になりました

千葉 正広

 PDK21通信を書くのも今回が最後となりました。
2010年の6月から毎月、書いてきたので、ちょうど6年になります。
会社での行事、社会のその時その時の出来事、また、私的なことなど自分史的きらいのある文面になっていたようです。
たまに「読んだよ」といって声をかけてくれることに励まされ、取り留めもなく続けてこられました。

 早いもので㈱プリント電子研究所に入り、6年半が経ちました。
この間、多くの方に本当にお世話になりました。心から感謝申し上げます。
在職中何といっても一番記憶に残る出来事は東日本大震災です。
放射能汚染という未曽有の事態の中で会社再興に向け矢浪会長・社長そして社員一丸となって取り組み、
さらに躍進を図れる企業に成長する経緯に携わられ今日を迎えたことに誇りを持っております。

 さて某新聞にも書いてあったことでありますが、円安効果も消え、為替だけでなく、今年に入り産業界全体で何かおかしい気がします。
歴史のある自動車会社や家電メーカーが、不正や舵取りのまずさから外国やライバル企業などの傘下に入る。
カリスマ経営者やプロ経営者と持ち上げられた豪腕トップが、不本意な形で相次ぎ退場していく。
いま成長する企業を見極める「ESG」という物差しが、欧米を中心に注目されているといいます。
環境・社会性・企業統冶を意味する英語の頭文字をつなげた造語だそうです。
 地球や自然に迷惑をかけない。
 企業もまた社会の一員であることを忘れない。
 内外に向けて風通しの良い組織をめざす。
そんな意味になるそうです。
きれい事にも響きますが、売上高や利益に加え、この3つに目を配る会社でありたいと思いを強くしております。

 そんな中で、福島県人として、嬉しいニュースもありました。
平成27年度の全国新酒鑑評会で、本県の蔵元が出した銘柄が金賞受賞数4年連続「日本一」となった。
東京電力福島第一原発事故の影響が残る中、福島の酒の名声をさらに高め、福島ブランドを確立したことである。
県ハイテクプラザ会津若松技術支援センターが、質の高い吟醸酒を造るためのマニュアルを苦労してまとめ、
蔵元同士が横のつながりと競争をしながら勝ち取ったものであります。
蔵元や関係者の努力、切磋琢磨を称えるとともに、福島県人として喜びたい。
金賞をとっても福島の酒の認知度は首都圏ではまだ高いとは言えない。
福島ブランドの確立に私にできること。まず味わって応援したいと思います。
要するに飲むことです。これはけっこう得意です。
さらにブランド力を磨くには「5年連続日本一」今日からの目標です。

 5月に感動したこともう一つ。
5/26~27にかけてG7による伊勢志摩サミットが開催され、5/27にアメリカのオバマ大統領が広島の平和記念公園を訪れました。
原爆慰霊碑に献花して、黙祷、被爆者を含む全ての戦争犠牲者を追悼しました。
現職のアメリカ大統領が被爆地を訪れるのは初めてで、戦後71年でついに実現した歴史的な訪問となりました。
演説後にオバマ大統領が高齢の被爆者らと握手して言葉を交わし、涙ぐむ被爆者とだき合う場面もありました。
これらの様子をテレビで見て、多くの人が大統領の演説、その行動に感動したに違いない。私も大変感動した一人です。
「理想を実現することは決して簡単ではない。しかし理想に忠実であることは、努力する価値がある」オバマ大統領の言葉であります。

 いま私は人生の第3コーナーを回っているところかなと思っています。
燃え尽きたとか、やり残したことはないなどとは決して思っていません。
が、ラストランは急がず、ゆっくり歩いていこうと思っています。一歩先を見つめ。
ここ近年の私の目標は「心身ともに若く→心を磨く、体を鍛える」ですが、体力は年々落ちているので、気持ちが先行しないよう上手くバランスをとってやっていかなければと思っています。

 皆様長い間、本当にお世話になり、ありがとうございました。
皆様のご健康とご多幸を祈念し、ペンを置かせて頂きます。

思い出1

思い出2

思い出3

思い出4

思い出5

会津喜多方 三ノ倉高原の菜の花畑

喜多方三ノ倉高原から見た裏磐梯

新緑の磐梯山を背に腰の手術後1年過ぎて

ロボット研究会

剪定された工場前のさつき

いつも笑顔の現場事務の二人

昼休みの工場内

活躍している画像処理検査機と測長器

敷地内の草刈り作業風景

会社の仲間達と1

会社の仲間達と2