矢浪 裕志

 乗り継ぎ地のドバイ空港を後にしてエミレーツ航空エアバスA380に乗り、目的地アムステルダム空港に着きました。アムステルダムはオランダの首都です。オランダといえばチューリップと風車などが有名です。そしてゴッホやフェルメールなどの絵画の見学が出来ます。オランダの正式名称はネーデルランド王国で面積が九州とほぼ同じ位、人口は約1660万になります。平均身長が最も高く、大谷選手と同じ190㎝がざらにいました。5月31日の昼過ぎに到着し、外は少し涼しいくらいの気温で曇っていました。日本人のガイドさんと国立美術館を見学。ここにはレンブラントやフェルメールなどの作品があり、17世紀のオランダ黄金時代の作品が多く展示されていました。比較的に若者が多い見学者に交じり、世界一美しいと称される図書館も見学しました。その日は外に出ないでスーパーで買い物したものと、日本から持ってきたものを合わせて部屋の中で食べました。翌日はホテルのバイキングの朝食を食べ、風車村に出かけました。風車は一部現役一部観光用となっているようです。中でチーズを売っておりましたので少し買ってきました。ハーグではマウリッツハイス美術館へ入りました。休日なので見学者は多くいました。ここはフェルメールの『真珠の耳飾りをした少女』、レンブラントの『デュルブ博士の解剖学講座』などたくさんの絵が飾られていました。そこから少し離れた王室御用達の窯元『ロイヤルデリフト』も見学しました。そこには日本人の従業員がおりました。連泊したホテルでの夕食はガイドさんの案内で駅校内のレストランに行きました。そこは生きた真っ白いオウムがいる、賑わいのあるレストランでした。

 ここで3か国を回って感じた交通事情について話をします。細かく調べたわけではないので、間違っているかもしれませんのでそこは本人の感想として受け取ってください。大きな都市ではどこも自転車専用道路が確保されています。欧州は基本的に日本と違って右側通行です。中央に自動車レーン次に自転車レーン、駐車レーン(縦列駐車)そして歩行者レーンと大体なっています。今はやりのキックボードは自転車店用道路にヘルメットを被らずに乗っていました。神奈川県では歩道と車道の間に青い塗料で50㎝くらいの矢印のような幅で自転車道路ができています。これがまるでダメ、青い塗料の上にかけて駐車する車がありその度に大きく車道に出なればならなくなりとても危険だ。この問題を解決しなければ青い塗料を塗っただけの従前の道路と同じだ。都市間交通としてトラムが頻繁に行きかっています。アムステルダムとミュンヘンで乗りましたが、市民の足として活用されているように思いました。最近宇都宮でもライトレールとしてトラムと同類の市電が使われました。市民の足としての効果があることを祈っています。民主党が政権を取るときに高速道路無料化を公約の一つとして掲げました。政権を取った民主党は残念ながら公約を断念しました。恐らく国土交通省の役人に脅されたのでしょう。オランダもベルギーもドイツも知る限り無料でした。料金所はありませんでした。仕組みは分かりませんが、できるのではないでしょうか。日本の高速道路は非常に高い、広野から三郷まで常磐道5080円、首都高速1470円、東名川﨑370円、自宅まで合計6920円もかかります。深夜だと割引になりますがその分を見越して高速道路の駐車スペースは傍若無人なトラックが時間調整で止めています。最後に日本でもキックボードが解禁されましたが、ヘルメットを被ることが義務付けられましたが、見ている限り10人に1人位しか被っていませんでした。恐らく任意なのかと思います。日本の警察は人々を縛ろうとする傾向があり、自転車のヘルメットも任意ですが被るよう推奨しています。

 

北海リゾート
北海リゾート
真珠の耳飾りをした少女フェルメール
真珠の耳飾りをした少女フェルメール
ロイヤルデルフトで休憩
ロイヤルデルフトで休憩
ドバイ空港のラウンジから見る
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アムステルダムの街中
アムステルダムの街中
ゴッホの自画像
ゴッホの自画像
世界一美しいといわれる図書館
世界一美しいといわれる図書館
アムステルダムの運河クルーズ
アムステルダムの運河クルーズ
クルーズ船から見たアムステルダムの街並み
クルーズ船から見たアムステルダムの街並み
風車村で土産屋の民族衣装の売り子
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風の強い風車の前で
風の強い風車の前で
マウリッツハイス美術館の前で
マウリッツハイス美術館の前で