11月18日、当社が参加する相双地区の共同受注プロジェクトの一環として、当社広野工場における視察訪問が行われました。
本プロジェクトは、相双地区の企業が連携して協業体制を構築し、販路拡大を目指す取り組みです。
現在、コロナ禍以降も製造業を取り巻く環境は厳しさを増しており、モノづくりの機会そのものが減少しています。その結果、売上の拡大が容易ではなく、将来的な業績の伸び悩みが懸念されています。
こうした状況を打破するため、企業間で協力し合う共同体を形成することで、各社が単独では実現できない取り組みを可能にするだけでなく、異なる分野への進出や新たな販路の拡大が期待されています。
また、自社で半製品までしか対応できない場合でも、複数の企業が集まることで完成品の製造が可能となり、お客様の多様なニーズに応える体制を構築できます。
本プロジェクトはまだ始まったばかりですが、これからは自社単独での取り組みに加え、他企業との協業による新たな挑戦が、生き残りの鍵になると感じています。