千葉 正広
穏やかで暖かな天気に幕が開いた2016年も、1月半ばからは 気象庁によると、米国東部や日本、台湾など東アジアが強い寒波に見舞われ、
普段耳慣れない「北極振動」という気象現象が原因で全国的に厳しい寒気になりました。
115年ぶりの冠雪、大雪にも見舞われた地域もありましたが、浜通り地域はその影響もあまりなく、
昔からの言葉遊びにあるように「1月は行っちゃうよ」と言う内に今日は立春、暦の上では春と季節は移りました。
仕事始めの1週目1/9(土)に経営計画達成会議を行いました。
本社(川崎市武蔵小杉)からも参加し全員が顔を揃え、48期の目標進捗状況と新年の目標発表を行いました。
昼食は出席者みんなでネガティブよりもポジティブな内容でランチミーティングを行い、午後の会議では、各自の新年の抱負など発表されました。
毎年年末にその年の世相を漢字一文字で表す師走恒例の「今年の漢字」が京都・清水寺で貫主によって揮毫(きごう)されます。
去年の漢字は一文字で表すと「安」でした。安全保障関連法案の採否をめぐり国論を2分した点や、世界で続発したテロや異常気象、
マンションの杭打ちデータ流用などで人々が不安になったことなどが理由に挙げられました。
安全・安心の「安」というよりは不安の「安」といったところでしょうか。
先日、某新聞にスポーツ選手に今年の抱負は漢字一文字で表すと「何か」という記事が載っていました。
一躍有名になったラグビーの五郎丸 歩選手→「初」
初めて海外に挑戦
失敗から多くのことを学ぶ
去年大活躍した野球の大谷 翔平選手→「超」
投げる方でも、打つ方でも去年を超える
みんなそれぞれポジティブで強い思いが入っています。
そこで私も見習うことにしました。私は今年の抱負として漢字一文字で書くと「行」と発表しました。その理由として、
公私ともに後でやろうといっていると、いつまでたっても出来ない。
例え楽しいことでも後でと言っていると出来ない。
やろうと思っていることを始める。
難しいと思っていることでもチャレンジする。
だから今を楽しむ。
カッコつけていうとこんな意味です。
1/18(月)放射性廃棄物処理技術研究会の本年第1回打ち合わせを行いました。
あいにくこの日は、この冬初めての降雪(東京は雪、いわき・広野は雨)で神奈川から参加する元富士フィルムファインケミカルズ(株)の樋口氏は、
平塚を8時に出て、いわきに着いたのが17時30分でした。
さて私たちの研究会は放射性セシウムの分離・回収技術を活用した資源リサイクルの事業化を目的としたもので、
下水道汚泥からリン回収を行うものです。
樋口氏の実家は兵庫県芦屋で阪神淡路大震災の記憶が脳裏にあり、それゆえ東日本大震災の復興にかける思いは
格別なものがあるように見えました。
参加メンバーには当社の矢浪会長、福島高専の内田先生、(株)エコハイテクコーポレーションの篠崎社長、(株)アトックスの秋田課長、
(株)エイブルの山本部長、元富士フィルムファインケミカルズ常務の樋口氏、技術部長の加々谷氏、そして私です。
この研究会が福島の復興しいては日本の復興の一翼を担い、理想の姿を実現するため、力を合わせていくことを確認しました。
1/29(金)~1/30(土)恒例の新春交流会を行いました。
今年の会場は湯本温泉ホテル美里です。
総勢15名、温泉に入って宴会前に記念写真をバッチリ。
矢浪会長、社長の挨拶でスタート。
和やかに歓談、自然と国内外の景気動向、そして政治経済の話と話もグローバルな展開となりました。
アベノミクスの効果のほどは等々。
親交を深めながら、グループが切磋琢磨し、協力し合い、益々の発展を誓い合いました。
さて2月、今年はうるう年で例年より1日多くなりますが、あっという間に日にちは過ぎていくでしょう。
1月の大相撲初場所では10年ぶりに琴奨菊が日本人力士として優勝しました。
昨年はラグビーの五郎丸が時の人となりましたが、いつの時代もヒーローの誕生は私たちに夢と希望を与えてくれます。
その琴奨菊は優勝から一夜明けてのコメントで「気持ちを引き締めなおして、悔いのない相撲人生に臨みたい」と言っていました。
琴奨菊にエールを送りながら、自分も気持ちを引き締めなおして悔いのない人生を送れるよう歩んでいきたいと思います。