矢浪 裕志

 東日本大震災及び福島第一原子力発電所の放射能汚染事故から3年が過ぎました。テレビなどでは特集が組まれ膨大な新たな情報も流れていました。過去オール善他者オール肯定と言いますが、本当の意味で頷けるにはもう暫くの時間が必要でしょう。“人間はどんな悲劇的な出来事も、未来へのはたらきかけ、未来に向けた生き方で必然にすることができる”。

 18日はとても暖かい日で20度近くありました。『春一番』の風も吹き杉の花粉も大量に飛んできたようで、目が敏感に反応しました。以前見た東急ハンズで防具メガネを買ってきました。くもり止めメガネと書いてあるがどう言うわけか右目の方に水蒸気がたまることがあり、くもって見えにくい。目を防具するか、鼻水やくしゃみを少なくするか、究極の選択をしなければならなくなります。その時はマスクを鼻の下辺りまでにずらし目のかゆみを優先しております。

 もう雪は降らないだろうとスタッドレスタイヤからノーマルタイヤに履き替えました。スタッドレスタイヤを履いたのが2月8日の大雪の前日7日でした。ノーマルに履き替えたのが3月21日のお彼岸まで。恐らくこの辺では一番短いのかと鼻を高くしています。そのお彼岸の墓参りに娘と孫2人の5人で行ってきました。駐車場は7、8分の入りでお墓に花が半分ほど飾ってあるところが多く、こんな時は墓参りに来る人が多いんだと、妙に感心しました。

 太陽光パネルは張り終わり配線と東北電力の電信柱につなげれば完了のようです。既に発電しているようで、蓄電できれば使えるそうです。勿体ない!電気を垂れ流ししているようです。太陽光パネルの設置は最近過当競争になっていて、諸外国からも日本国内にメガソーラー事業に参入する傾向が続いています。最近でもGEが岡山県瀬戸市内の500万平方メートルの土地に建設すると日経新聞に書いてありました。設備の発電能力23万キロワットで、一般家庭8万世帯分の使用料を賄える。総事業費は800億円になるようです。我社の設備は183キロワットそれでも6000万円以上の費用がかかります。

 災害対応ロボット『がんばっぺ』号開発に関する情報交換会、『いわきロボット研究会』準備会の会合がありました。翌日はいわき地域ビジネスマッチング研究会成果報告会それが発展していわき国際ビジネス研究会の会合がありました。その2日間工場長と供に参加しました。

 東北地方の片隅ですが、なかなか発展的で時代に即した会合になりました。ここは被災地特に福島第一原子力発電所事故の前線基地ということで、技術開発支援、市場開拓支援など国や地方自治体からの助成金がわりと豊富に拠出されています。それをいかに有効的に使うかが問われます。

 4月からは消費税が3%上がり、8%になりました。便乗値上げも含め、景気の行方が気がかりです。税と福祉の一体改革になりますように、実際は来年10月が本番ですが。