矢浪 裕志
9月の終わりになっても気温は30度近くまである日が続いて、6月だった梅雨の季節が7月になり、夏の季節が8月と9月にズレてきているように感じています。今年の秋も台風が何度も日本本土に上陸しています。今のところは大きな被害は聞いておりませんが、世界を見るとパキスタンやタイなど東南アジアが大きな影響があるようです。台風14号が沖縄から九州に対して上陸した模様です。「今までに経験したことがない大きな規模で近づいています。命を守る行動をしてください。」と言うような報道が多くあります。台風情報があるたびに意外と安易にこの様な言葉で言われると“ほんとかいな” と茶々を入れてしまいます。今回は運がよく壊滅的な被害はなく、熱帯低気圧となり東北地方を抜けていきました。何年か前には大きな被害が発生したこともあったので一概に言えないのですが、皮肉屋の私にも納得いくような言い方があればいいなと感じています。
台風の合間に娘たちと中華街に行くことになりました。夏休みに顔を見せなかった罪滅ぼしの様に。横浜線の電車内から土砂降りの様子が見えたので、表を歩くのは得策ではないと話し合い、みなとみらい駅で降りることにしました。子供が喜びそうなイベントを探したら“キモい展2022in横浜”が11時からやっているので、15分ほど待ってから1番乗りで入場しました。当日券大人800円、小学生600円とそれなりの値段でした。熱帯魚が入るような水槽のような入れ物に20種類程度の小動物や虫が、ほとんどおとなしくしていました。簡単に言うと、ゴキブリのような人間にあまり喜ばれない生き物が見世物して置いてあるということでした。子供に引きずられて見るくらいで時間つぶしにもならない。大昔世田谷のぼろ市で見た見世物以来がっかりした経験でした。ほんの5分ほどで見終わってしまいました。
安倍元首相の国葬の前に英国のエリザベス女王の国葬が行われました。この二つの国葬が後々比較され週刊誌や報道番組の餌食に晒されるのだろうと思うと、岸田首相にとっては思わぬ被害かもしれません。そもそも歴史のある国家元首と、たかだか首相在位が長かっただけの実績も定まらない国会議員とは、比べるもなく残念な結果が見えています。表の顔と裏の顔がどれだけ違っているか分らないような政治家に国葬は相応しいか分かりません。ここは安倍昭恵夫人が辞退をしていれば、これから後にも名をとどめたのでしょう。国葬に反対して焼身自殺の報道が流れました。岸田総理の拙速な判断が後々影響を与えることになるでしょう。
英国の国葬に出席した天皇陛下御夫妻は英国風に合わせて、マスクをしないで参列されました。時折国内で見られる皇室などのお言葉を述べられるときに感じていましたが、毎回マスク姿で話されます。あれは止めてほしいと見るたびに思っています。お二人で並んで会見する時もマスク着用ですが、自分たちの部屋で過ごすときはまさかマスクは付けていないと思います。侍従の人たちがいるとしたら、離れた場所でマスクをしないで会見してほしいと思っています。どこかの誰かがそのように仕向けているのでしょうか、聞いてみたいです。欧米ではもうしないという出口を作っていますが、アジアは日本では表では会話をしなければマスクなしで可とする合意ができましたが、それ以外は未だにマスクするような文書が店にあったり、交通機関では車内放送があります。どういう状況になったらマスクをやめるのか決めてほしいと思います。そのくせ水際対策はどんどん欧米並みに緩めて経済を活性化させようとしています。旅行割も始まります。
秋に旅行に行きます。