矢浪 裕志
2025年春、今年は広野工場で観桜しました。横浜、川崎にいた頃は、桜が開花して1分2分咲きぐらいでした。4月になる前に広野工場に来ましたので、残念ながら関東では満開の桜を見ることが叶いませんでした。広野工場での桜の見ごろは4月の12日前後になりました。日本のどこへ行っても桜の花を見ることができるのは、感極まります。沖縄の離れた小さな島や、北海道の北のはずれの山裾にも咲いているのでしょうか。親睦会で花を見ながらお昼ご飯を食べようということで、近くの二ツ沼公園のレストランで食事をしました。二千円で豪華な花見弁当を味わえました。何年か前に東北の桜を見に行こうというツアーで、秋田県の角館の桜、北上川の桜並木、そして弘前公園の桜を見に行ったことがありました。ツアーのコースの中で一番早い4月23日からの日程を予約しました。その年の桜前線はとても早く、その3か所ともほとんど散った桜の下で少し残った葉桜を見て、八重桜はそれなりに頑張って咲いていました。そんなことを思い出しました。今年はその日程だとちょうどいい花見になるのではないかと思われます。遠くまで行かなければ、咲いた咲いた満開になった、という声を聞いてから、または見てから行けばいいので問題はありません。
内田 樹氏の「沈む祖国を救うには」という本を読んでいたら、こんなことが書いてありました。
沈んでいる国は日本だけじゃないということです。世界を見渡してみると、今や『絶好調』で国運がぐいぐい向上して、国民が皆にこにこ幸福に暮らしている国というのはなかなか見つかりません。それよりはアメリカを筆頭に『崖っぷち』とか『綱渡り』と言う形容がふさわしい国の方が多い。これはどういうことなんでしょう。『人類は集団的に知性が劣化した』と言うようなことになっているのか。中略 いつの時代でも賢者の頭数は変わらない。僕はそう信じています。でも賢者というのはだいたい『ダマ』になって暮らしているんですよね。だからあまり賢くない人が統治者になったり、大富豪になったりしている国だと、賢者はまとまって野に逼塞してしまう。たぶん、そういうことが世界同時的に起きているような気がします。
今の世界にカオスを巻き起こしてるどこかの国や戦争をしている国、専制的な国など多くの国の事を言っているようです。
“フォーエバー・パージ”という映画を見ました。直訳は「永遠にパージする」となり、パージとは追報する、排除する、抹殺するとかそういう意味で、これはKKKのような白人至上主義者が、自分たちの考えに反する人々とか白い人以外の人々を殺しまくるという残忍な映画です。今のままの米国が最終的に行き着くような感じがしました。
57期第3期目の経営指針達成会議を12日に行いました。第1期目が相当ひどい数字だったので今期の行方は心配しておりました。この第3期目に大幅に売上が向上したので、なんとか最終的に利益は達成できそうです。もうすぐ連休が始まります。特に行くところはないのですが、行けるうちに色々と見て回りたいと思っております。
