ご挨拶 2020年10月

sacho

 53期に入り、第一四半期が終わりました。新型コロナウイルスの影響がまだまだ残っており、受注自体も回復が鈍い状況となっています。新型コロナウイルスの流行り始めはここまで世の中が変わるとは想像していませんでしたが、特に飲食店、旅行、ホテルなど影響が大きいところは今までと同じやり方や業態では通用しなくなっているものと感じています。

 とはいえ、それでもこのような変化していく世の中で、コロナ禍に適応するために業態の変更や、新製品など新しいものや変化してきているもの、これまでにあまりスポットに当たっていなかった製品等が増えてきたなと感じます。世の中の企業はたくましいもので、ピンチになればそれをチャンスととらえ、いい方向に変わっていく企業も少なからず存在し、大変感心しています。

 さて、当社においても世界全体の経済の動きが鈍い状況の中で、ヒト・モノ・カネが動かなくなってきているため、当社も少なからず影響を受けており、変わっていかなければならない状況です。

 ここ何カ月も当社の一般的な製品においては引き合い自体が少なくなっているというのが現状です。ただ、難易度が高い仕事の引き合いはこれまでと同じか少し増えているという状況でもあります。今期は新しい製品の受注の獲得を増やしていく方向性を掲げておりますので、これはチャンスではないかと思っています。

 これまでは従来のような仕様はほぼ決まっていてできることもわかっていてそれを造ってくださいねというのが多かったのですが、今は最初の設計段階で製造可否の問い合わせや実現したいけどどうすればいいのかといったまず造ろうとする段階で相談を受け、実現できる方向性を打ち出して一緒に造っていきましょう!という姿勢で営業しています。最初の段階なのですぐに製作して売り上げに結び付くという段階ではないことは多いですが、長い目で見ると自社のファンを増やしていけるものだと思っています。

矢浪 興造