矢浪 裕志

 新年明けましておめでとうございます。

 新しい年が明けました。新しい年に相応しく希望にあふれ、溌剌と迎えられましたでしょうか。暮れの31日朝から右目に違和感があり鏡を見ると充血して涙が溢れていました。どこの医院や病院も休暇に入っていて仕方なく夕方、薬屋で抗菌用の目薬を買ってきました。元旦に菩提寺の“元旦会”と墓参りをしたきり、3が日は何処もいきませんでした。もっとも3日は兄弟たちが集まり新年会をして賑やかには過ごしましたが。4日からは通常に医院や病院も始まっていましたが、大分充血も薄くなりよくなったので医者へは行かずに済ませました。典型的な寝正月でした。会社は5日からにしましたが、工場は4日から一部出勤になり私も会社へ初出勤しました。

 政権交代して100日以上が過ぎましたが、その後の印象はなかなか思うように進んでいない、実行できていない。報道機関の先走りか、見たり聞いたりしている限りは迷走中に見えてしまいます。友愛の総理大臣はそれらしく、なおかつ毅然と決断して欲しいものです。日本にとっての大変動ですから、もう少し長い目で見ようと思います。最新のニュースによると財務大臣がどうやら交代するようです。7月には参議院の選挙があるので此処で1回評価されますが・・・・・。

 年明けは景気の先行きがやはり懸念されます。暮れに1昨年支払った税金がほぼ還付されました。これでは税収が大幅に落ち込むのも頷けます。我社にとっては大変ありがたいことですが。もしかしたらこの制度はなくなるか減額されるのではないでしょうか。一度払ったものを赤字だから戻しますと言うのは合理的ではない、戻してもらう方はありがたいのですが。

 実習生の日本語能力試験2級に付き合いました。前回までは仙台でしたが、今回は福島市の福島大学内で試験が行われました。福島大学は飯田史彦前経済学教授の在籍していた大学なので、初めてなのに何か懐かしさを覚えました。キャンパス内の建物は日曜日なので大抵人の気配はありませんが、生協は開いていました。中に入ると数人の客の中に先生と思われるヨーロッパ系の年配女性が買物をしていました。商品は少なく寒かったので暖かいレモン水を買いました。外は日差しがあるのに隙間風のような寒さがしみてきます。暫く待っていると、少しずつ退出してくる受験生がほっとした表情に見えました。開口1番『難しかった』と受験生の実習生はそういって口を尖らせました。受験機会は国内ではもうないので何とか資格として取って帰ってほしかったのですが、実力ではなくてもまぐれでも受かって欲しい。結果は2月になるそうです。遅い、実に遅い。

 今年はいよいよターニングポイント転換点になります。それはこれからおいおいと書いたり話をしていきます。乞う御期待。

 2010年を良い年にしていきましょう  皆様と一緒に。