矢浪 裕志
2月の24日未明からウクライナに侵攻したロシア軍の侵攻は未だに続いています。すでにひと月が過ぎ、どうやら膠着状態の様です。ウクライナ国民にとってはたまったものではないでしょう。ミサイルやロケット弾、戦車の砲撃などが来たりしています。本格的な地上戦には至っていないようですが、テレビなどの映像を見ると心が痛みます。飢えと寒さ、それに恐怖が舞い降りています。
そんな折、ウクライナからの要請で日本の国会の議員会館でゼレンスキー大統領のオンラインの会見が模様されました。一部に反対意見などがあったような記事も見ましたが、今のご時勢に逆らえずに無事に開催されました。内容は援助の感謝に始まって、アジアで初めてロシアの制裁に踏み切ってくれた事、チェルノブイリや他の原発への攻撃により危険な状態が続いていること、サリンなどを使った化学兵器の攻撃も準備していること、人的被害の状況、国連などの国際機関が機能不全なので改革の必要性、終わりにアジアで初めてロシアに圧力をかけ始めた国としてこれからも制裁の継続を求めた。『ありがとうございます』と日本語で挨拶。『ウクライナに栄光あれ、日本に栄光あれ』と締めくくった。
ゼレンスキー大統領のオンライン演説が何番目かが気になりました。1日の日から始まりまして先ずEU次に英国、ポーランド、カナダ、米国、ドイツ、イスラエル、イタリア、そして日本。イスラエルはゼレンスキー大統領がユダヤ系の人だからだと考えられます。彼の演説を見ていると画面に向かって切々と力強く話す言葉が胸を打たれます。それに比べ日本の総理大臣が国会でもその他でも、大抵は机に官僚などが書いた文書を置き淡々と読み上げることですましています。これでは心に響かない、最近の世論調査で支持率が6%上がった記事が出ていましたが、上がる理由がわかりません。
まさかと思ったことが起きています。休戦協定と止め時をどうするのかロシア正教会のえらい人でも出来ないのでしょうか。最近プーチン大統領の野望を止められなかった、西側諸国、EU首脳やバイデン大統領の責任を問う声が聞かれてきています。それでも毎日のように死んでしまう人がいるのでしょうし、食料や暖房も殆どないようです。神も仏もいないのでしょうか・・・
殆どの人がもう降らないだろうと思った22日、その日は本社から取締役と車で広野工場に向かいました。混むのが嫌いなので3時半の待ち合わせで本社を出ました。友部で何か食べようとしたが、売店以外の飲食店は閉まっていました。日立を過ぎた頃から小雨がみぞれになって来ました。いわき勿来からはナビにチェーン規制が出ているし、心配しながらなんとか広野工場までたどり着きました。朝食を食べるどころではなく朝早かったので車の量が少なく、ひやひやしながらも問題なく来ることができました。その日は雪が降り続き、午後過ぎまで止むことなく10センチほど積もりました。翌日は路面が凍っていてゆるゆると広野工場に行きました。前日取りに行かなった新聞も取ってきました。その後出勤時間になると電話が鳴り止まず渋滞にはまっていて、遅れるかもしれないと続々と連絡が入りました。殆どの人が少し早く家を出たようですが、それ以上にスタッドレスを外してしまったからなのだろうと思われますが、車をノロノロと運転する羽目になりました。結局遅れた人たちは4名でした。2日間ほど我社の太陽光発電も出来なくて、東北電力も電力需給がひっ迫し、広野火力発電所も地震の影響で稼働停止になっているので必死に節電の啓蒙していました。
すっかりコロナ関連の記事が隅に追いやられています。そんな時コロナワクチン3回目を接種しました。今回は予約も簡単にできて交互接種のファイザーで終わりにしたいなと思っています。
春が来た春が来たどこに来た。