矢浪 裕志
5月の連休は不要不急のお出かけはお控えくださいと、どこかの知事さんがTVで言っていました。それにもかかわらず、1泊2日で南会津の“大内宿”の観光と“芦ノ牧温泉”で湯船に浸かってきました。泊まるところは、地元いわきの方に聞いてホテルを予約しました。初めは楽天トラベルでネット予約をしたのですが、5月の1日はどのプランを見てもカレンダーが×印になっていました。仕方なく電話したら繋がり直取れました。“大内宿”は前から行ってみたかったので、丁度妻がいわきに来るタイミングで決めました。“大内宿”はただの江戸時代の宿場町風の通りにお土産屋と食べ物屋が軒を連ねているだけの観光地です。茅葺屋根の建物で通り沿いは昔風のおもちゃや食べ物、奥に上がるとそこが食堂になっていて、会津の蕎麦が食べられるようになっています。ネギで食べる蕎麦が有名でそれだけで200円も高額になっています。コロナ禍でなければ、この3倍くらい観光客が来るそうです。昼に食べる蕎麦も1時間は待つそうですが、その時は待つことなく食べられました。宿へ行くには早すぎるのでそこで聞いた、“塔のへつり”へ行きました。1時間もかからずに着きました。手前の無料駐車場は遠そうなので奥まで行ったら、お土産屋のおばさんが手招きしてこっちへきて停めていいよと言ってくれました。『お土産買わないといけないのでしょう』と聞いたら、買わなくてもいいよと言われたので停めることにしました。と言っても帰りにえごま油の瓶詰を買いました。大川荘はコロナ対策をしていて荷物も持たず案内もしません。夕食は2回制で5時半と7時半、私は早い回でお願いしました。おもてなしで何人かの給仕係がいて料理や飲み物を運んでくれました。ここでは料理の説明はしっかりやってくれました。朝はやはりビュッフェ形式のバイキングでした。手袋してマスクしてこれが苦手です、食べ終わったらお膳を片付ける、そこまでさせられました。
コロナワクチンの接種券が届きました。17日から受付なので、パソコンで申し仕込んだら “予約の出来ない日付けです”か“×印の予約が埋まっている”かしかできません。もちろん電話は繋がらないし、翌日も試しましたがストレスを感じるだけで当分諦めるしかなさそう。もう少し賢いやり方があるだろうに、と思うのですが軒並みダメなDXを見せつけられていれば役人のやることはこんなものでしょう。菅総理の言う7月末までに65歳以上の優先的に接種できる高齢者が完了するなんてとても思えません。記者会見で1日に100万回接種できると誰かに言われたようですが、出来なかったら責任を取ってほしいと考えます。結果は2か月後に分かります。
楽天の三木谷社長が海外メディアのインタビューで、正直なところ私は『自殺行為のようなもの』とオリンピック開催に否定的な意見を発しました。緊急事態宣言下や蔓延防止等宣言下で国民に自粛や飲食店に時間短縮や閉店をお願いする立場で、オリンピックは開催するなんて言うのはとても納得出来るものではない。それがアンケートにも表れて、8割の人が中止または延期と回答しています。安心安全なオリンピックができるのなら、アルコールの提供禁止、時短、大規模イベントなども安心安全を提供して国民を元気づけてください。それでもこのまま突っ込んでいくのでしょうか大本営発表のように。反旗を翻すことができないのでしょうか。
CNNの報道を見るとイギリスでは海外旅行も一部の地域で容認されてきました。これもコロナワクチンの接種率が上がってきた効果のようです。日本では今年中にワクチン接種が希望者にいきわたるのでしょうか。2周遅れのデジタル後進国に未来はあるのか最近考えることがあります。5月の末に箱根に行ってきます。ゆったりと、空いているのでしょうか。