矢浪 裕志
“誕生日というのは、あなたがこの世界に誕生したこと、今元気でいることを喜ぶためにある記念日ですよ。もうそんなおめでたい年じゃないからとか、誕生日がくるのがイヤだとかそんなの絶対おかしいですよ。むしろ逆です。年を取れば取るほどめでたいことなんだ。素晴らしいことなんです。23の誕生日より46の誕生日の方が倍、素晴らしいしおめでたいんですよ。そうでしょう?胸張ってくださいよ” “最後から二番目の恋”岡田恵和著 これは『失敗しない読書術』と言う本の中に書かれている言葉です。
自分の誕生日11月3日、東京駅から“とき311号”新潟駅10時41分着の電車に乗り込みました。東京駅のホームは思っていたよりも、出かける大勢の人たちでごった返していました。新潟駅から新潟港に行くバスも結構並んでいたので、乗れるかどうか心配しておりました。乗れましたが荷物を持っている人が多いので、身動きが取れない状態でした。ちなみに佐渡島は初めて訪れます。
ジェットフォイルに乗り両津港に着きました。この船は景色を堪能する作りにはなっていません。ひたすら椅子に座って到着するのを待っているだけです。この後の予定はなかったので、とりあえず 昼を食べるために何件か駅前の食堂などで食べるところを見て回りました。港の案内所おすすめのお寿司屋は席が空いていなくて入れませんでした。カフェに入れたのでそこで落ち着きました。そこは普段人が入らないからか、サービスはとても悪くぶっきらぼうな物言いでした。その後相談の上、港まで戻りレンタカーを借りることにしました。契約したレンタカーに乗り小木港へ向かいました。希望の場所でのたらい舟は乗れなくて、別のところでたらい舟に乗りました。
次の日は佐渡定期観光バス午前の部および午後の部を楽しみました。何箇所か停留所に停まりながら観光客をのせゴールドパークへ。ここで砂金取りの体験、取った砂金を数十秒でペンダントなどアクセサリーするのが商売の様でした。西寒川トキの森公園を見学して午前の部は終了。ここで両津港に戻り昼食は地元の寿司屋で食べました。午後からは一部乗り替わりがあって尾畑酒造で試飲など買い物、佐渡博物館見学、北沢浮遊選鉱場(ここはホテルの女将の強烈な推薦で、食事を食べた後再びライトアップした北沢浮遊選鉱場を見学に行きました)。その後佐渡金山の江戸時代に作られた坑道に入って見学しました。確か罪を犯した罪人を連れてきて働かしたと記憶していますが、相当過酷な環境だったのではないかと想像されます。明治時代に作られた坑道もあるのですが2択だったので今回は止めました。天気も良く穏やかな日でした。
川異研の定例会に行ってきました。今回のテーマは企業紹介ということで最近入会された、企業二社の紹介と事業内容についての定例会でした。最近の入会参加企業はどちらかというと物を作る企業が少なくサービス業にあたる企業が多いと感じます。製造業にいてそこからスピンアウトして会社を作る。部分下請けの企業と言う在り方は成り立たなくなってしまったようです。前回飲み過ぎで不覚にも相当酩酊したので今回はほどほどで帰りました。
温暖化と言っても冬が来てしまえば寒くなり防寒着も欲しくなり、雪に見舞われると思います。冬も楽しみましょう。